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ヘッドホン関係
Atomic Floyd/TwistJax AcousticSteel
購入価格¥23800。商品ページは
こちら。
この価格帯での競合機はSENNHEISER IE8あたりか。

音傾向はドンシャリ。低域・高域ともに大きなピークを感じる。
ヘッドホンで言えばSR325iの音作りに極めて近い印象。
相違はSR325iよりローエンドが若干多めに出ており、ややもたつく点。
ピアノ・ドラムス・金管楽器の表現は似た傾向と魅力を持っている。
ボーカル表現は癖のなさでSR325iの方が勝っているが非常に近い表現。
他にも多少差異はあるがカナルとフルサイズの違いで納得できるレベル。
堅牢な金属ハウジングや多数の音抜け孔など機種間の類似点も多い。
それにしてもSR325iほどではないがTwistJaxも負けず劣らず音漏れ多し。
FINAL AUDIOの
Fl-DC1601SS。こちらは試聴の感想。
残念ながら自分の好みとは離れた音だったため購入に至らず軽いインプレのみ。
値段は¥79,800だったように思う。まず機体が重い。そして大きい。
イヤチップの質感はマクセルの抗菌チップに近く、色は白。
ノズルとサイズが合っていないのかチップが回転するし固定が甘くすぐに外れそう。
装着を試みるがこの本体の超重量とチップの密着の甘さである。
案の定というか耳に嵌らず落ちる。指でイヤホンを固定しながら音を聴くしかない。
音は言葉にし難い歪なバランスで一聴して違和感があり、ある意味唯一無二の音。
有体に言えば中域寄りか。ローエンドは薄い。基本性能は価格比で見ると悪い。
解像度にしろ音場にしろ特に魅力がない。音の分離は普通。
音場は左右にほとんど広がらず全て中央に寄る。定位の明確さはいまいち。
音はやや硬い。線はやや太く厚み・量感はそこそこ。
実体感・明瞭さは普通。篭りはそれほど気にならないがやや濁った感じ。
全体的にのっぺりしたあまり抑揚のない音。鮮やかさはいまいち。
温かみ・艶っぽさ・柔らかさ・繊細さの表現力にいまひとつ欠ける。
全体的に音の情報量不足気味。低域にしろ高域にしろ物足りなさが残る。
音云々は置いておくとしても装着感だけは改善して欲しい課題。
11/18/ (水) 10:13|
ヘッドホン関係
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Meier-Audio/CORDA STAGEDAC

購入価格は約7万。HP出力のない純粋なD/Aコンバータ。
ボリュームノブがかなり安っぽい。
配置された切り替えスイッチが華奢で力を入れると折れそう。
底部のインシュレータは100均にありそうな安っぽい耐震ゴム。
使用していて気になったのがTOSLINK→USB入力
またはその逆の過程の切り替え時に大きめのノイズが入る点。
前から見たら外観の微妙っぷりに少々がっかりだが
背面の入出力系統端子はかなりしっかりした造りのように思う。
購入したばかりのため音については深く言及しないが
DAC一つでこうも音が変わるものなのかと感心した。
正直、あらゆる点でSE-U33GXPより性能面で上という印象。
最初、音を聴きながらSE-U33GXPと比較記事を書いてはいたが途中で止めた。
あまりに性能差がありすぎるしSE-U33GXPを貶める文章になってしまう。
機会があればいつか他のDACと相対比較してみたいと思う。
ともあれ、このSTAGEDACで自分内のMeier Audio株急上昇。
11/10/ (火) 18:06|
ヘッドホン関係
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CREATIVE/EP-AVNAIR
型式:
開放/ダイナミックドライバー口径:
φ15.5mm出力音圧レベル:
102dB/mWインピーダンス:
32Ω再生周波数帯域:
20〜20,000Hz質量:
16g備考:
専用ケース・イヤパッド付属購入価格:
¥12,800参考URL:
http://jp.creative.com/
装着感はなかなか良好。
可動式のイヤフックがあり装着に手間取るがズレにくくはある。
1時間程度つけていても違和感や痛みは感じない。
タッチノイズはそれなりに考慮されているせいか特に気にならない印象。
EP-630などに比べてケーブル合流部やプラグ部周りに剛性さがある。
イヤホン形状から耳に完全に密着させるのが困難という理由もあるが
遮音性は開放型と言うことを差し引いても個人的にかなり悪いように思う。
使いどころとしては静かな個室や外での散歩用途くらいか。
以下は付属のイヤパッドをつけてからの感想。
解像度・分解能ともに良好。
定位は非常に明確でかつ広さもイヤホンとしては優秀な部類と感じる。
高音寄りのややドンシャリ傾向。
描写する音が細く、空間全体が音で満たされるような密度感に欠ける。
音は非常に明瞭。篭ったりしない。ローエンドはやや薄く伸びもそれほどないが
開放型イヤホンとして見れば十分な量感は持っている。
全体的にやや硬質で細身。厚みは必要最小限。
硬質というとネガティブな表現に受け取るかもしれないが
音のしなやかさや強弱を描写する表現力もしっかりと持ち合わせている。
ピアノやクラリネットで若干の艶っぽさが感じられる点は魅力。
チャイムや金属パーカッションの重鎮さは非常に巧く表現できている。
アコギはしっかり分離して鳴るが少々線の細さが気になる。
バイオリン・チェロなどは量感が乏しいこともあるが非常に滑らかで聴き心地良好。
高域の伸びはなかなか良い。音の深みや響きが少ない。
金管楽器の鮮やかさはやや良い。実体感は普通。余分な肉付けを削いだ音。
高域の一部で強調感があり、シンバルは若干派手で乾いた鳴りがやや耳に付く。
ボーカルの実体感は並程度。ハイトーンで線が細すぎたり擦れが気になることがある。
個人的にボーカルの腰を据えたどっしりした鳴りや楽器音の厚みが欲しかった。
ソースによってドラムスやティンパニでは厚みにしろ響きにしろあっさりすぎる印象。
DT660 Edition2007をドンシャリ風にして全体に艶をやや上乗せしたようなチューニング。
イヤパッドなしでは低音の強調がなくなりフラットに近い鳴りをする。
ベースのないソースでは中高域主体になり、いまいち聴き応えに欠ける印象。
定価ならば値段なりというところだが一万円を切る価格ならばC/P比は魅力的。
| CREATIVE/EP-AVNAIR |
| POPS | ROCK | CLASSIC | JAZZ | VOCAL |
| 5 | 4 | 4 | 3 | 3 |
| ELECTRONICA | Easy Listening | DJ |
| 5 | 3 | 4 |
| 解像度 | 分解能 | 音場表現 | 快適性 | C/P比 |
| 4 | 5 | 4 | 4 | 4 |
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
※この表は現在試行運用中です。
SR-001MK2との比較SR-001MK2はフラット。EP-AVNAIRは高音寄りのややドンシャリ。
双方解像度・分解能いずれも問題ないレベル。
僅かな残響や音の柔らかな余韻を描写するという点ではSR-001MK2、
音に芯を通してくっきりと浮き彫るという点でEP-AVNAIRが向く。
SR-001MK2はコンデンサ特有の柔らかく繊細な音。
EP-AVNAIRはダイナミックで力強く、張りのある音。
音場の広さはほぼ互角だがSR-001MK2の方が若干奥行きがある。
定位の明確さはどちらも良い。音の分離はEP-AVNAIRがやや良い。
音の実体感・厚みはSR-001MK2の方がある。
ボーカルはSR-001MK2の方が前面に出て、かつ厚みがある。
擦れがないのはSR-001MK2、EP-AVNAIRは音量を上げると細く刺さる。
ローエンドはどちらも弱弱しいが明瞭な分EP-AVNAIRが量感をやや多く感じる。
弦の鮮やかさ・力強さはEP-AVNAIRの方がある。
EP-AVNAIRはシンバルやハイハットで一部強調感があり耳に付く。
一方でSR-001MK2は自然で癖がない。ピークがなく高域を平らに鳴らす。
ピアノはどちらも美しい音色で好みが分かれそうだが
SR-001MK2は空間に溶け込み撫でるような柔らかさが味わえるし
EP-AVNAIRでは張りのある明るい音でうまく表現してくれる。
使い分けるなら生楽器主体ならSR-001MK2、電子音主体ならEP-AVNAIR。
クラシック・ジャズならSR-001MK2、ポップス・ロックならEP-AVNAIR。
11/06/ (金) 12:46|
ヘッドホン関係
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beyerdynamic/DT770 PRO
型式:
密閉/ダイナミック用途:
リスニングドライバー口径:---
出力音圧レベル:
96dB/mWインピーダンス:
80Ω再生周波数帯域:
5〜35,000Hz質量:
270g備考:---
購入価格:
¥19,800参考URL:
http://www.tascam.jp/
購入したのは80Ω版。
他にインピーダンス違いで32Ω、250Ω、600Ωなどが存在する。
ストレートコードとカールコードなどの違いもあるため購入の際は注意が必要。
ちなみに自分はPROの250Ωと同じくカールコードだと思い込み
確認せずにPROの80Ωを購入したら見事なまでのストレートコード(3メートル)だった。
装着感は良好。1〜2時間の連続使用は問題ない。
耳を収める空洞部は広く、耳にほとんど干渉しない。
側圧はやや強いがズレにくい。頭頂圧もさほど気にならない。
また、頭を振っても下を向いてもズレ落ちない。
遮音性・音漏れ防止いずれもなかなか良い。空調の音などは5〜6割ほど静かになる。
周囲の騒音を遮断するのには必要十分と言ったところ。
音漏れは密閉型にしては普通程度だが音量を絞れば音漏れはそれほど気にならない。
全体の解像度は価格の割りになかなか良い。
音の分離は優秀で音同士が互いに邪魔しにくく、それぞれの音が聴き易い。
音場は密閉にしては広い部類だが前方定位感はそれなり。
定位の明確さはやや良いというレベルで大きな不満はない。
低音寄りのドンシャリ傾向。
全体的にどっしりとした音調で低域は太くやや重い表現。
低音の厚みは十分。ドラムは緩く、全体的にゆったりした鳴り。
ローエンドは問題なく伸びており、ベースラインは不満なく音程が聴き取れる。
(超低域はDT250、990と比較しても量が一番多く、緩く、かつ響きが豊か。)
柔らかな質感とあいまって低音量はかなり多く感じるが音場をそれほど曇らせない。
中・高域の明瞭さは普通〜やや良い程度。
アコースティックの解像感はなかなか良い。鮮やかさは普通。
チェロやバイオリンのような弦楽器での温かみや実体感は十分。
音量を上げるとシンバルの刺激が気になる上にボーカルが細く刺さる。
男女ボーカル・コーラスともに明瞭さ・実体感は聴くに十分な水準を持っている。
女性ボーカルは温かみがありバラード調の曲との相性は非常に良いと感じるが
正直、男性ボーカルになると引っ込み具合がかなり気になるし低音の量に負けやすい。
ポップスなどの明るい曲調には合いづらい。軽快さや音の切れの良さに欠ける。
逆にゆったりとしたバラードや落ち着いた弾き語りなどは得手の部類。
ジャズでは金管楽器の鮮やかさにしろシンバルの質感にしろかなりマッチする。
クラブミュージックでは低音の緩さが気になるし高域がやや細いのが気になる。
電子音の表現は悪くないが独特の音の濃さがありこれは好みが分かれる所か。
| beyerdynamic/DT770 PRO |
| POPS | ROCK | CLASSIC | JAZZ | VOCAL |
| 4 | 4 | 4 | 5 | 4 |
| ELECTRONICA | Easy Listening | DJ |
| 3 | 4 | 3 |
| 解像度 | 分解能 | 音場表現 | 快適性 | C/P比 |
| 4 | 4 | 4 | 4 | 3 |
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
※この表は現在試行運用中です。
DT250との比較同じ80Ωだが同音量ではDT250の方が若干音量が大きく感じる。
これは特性からくる音の感じ方や物理的な耳とドライバの距離が原因か。
イヤパッドの質感はDT250の方はごわごわした感じ。DT770は少しツルツルした感じ。
DT250はやや低音寄り。DT770PROはドンシャリ。
解像力・分解能力・音場の広さ・定位の明確さはDT770PROの方がやや上。
DT770PROはボーカル含む一部の音域が顕著に遠くで鳴る癖があるが
DT250は極端に遠いと感じることはなく、すべての音域を均一な距離で鳴らす感じ。
どちらかというとDT250の方が低域に対する高域の弱さから音の篭りっぽさが気になる。
ローエンドはどちらも十分出ているがDT770の方が伸びにしろ量にしろ若干上。
質感はどちらも似ているがDT770の方が少々緩めで穏やかに広がる。
鮮やかさ・キレの表現はDT770PROの方が長ける。ギターの線はDT250の方が太く力強い。
高域の伸びに関してはDT770PROは値段の割りにそこそこ健闘している印象だが、
DT250はハイの落ち込みが少々気になることがあり、ソース次第で物足りない。
ボーカルが前面に出るのはDT250。逆に遠いのはDT770PRO。
ピアノはDT770PROの方がやや硬めの質感と適度の低音で自然で聴き易い。
ロックではDT250の方がギターの厚み・ドラムの迫力の点で聴き応えがある印象。
音場の広さ・全体の明瞭さ・高域の主張が欲しいならDT770PRO。
音の芯の太さ・前面に出るボーカル・刺激の少なさならDT250。
大編成オケを楽しむ場合はDT770PRO、小編成またはボーカルを楽しむ場合はDT250。
DT880PROとの比較DT770PROは低音寄りのドンシャリ。DT880PROは高音寄りのややドンシャリ。
DT770PROは中域の一部で大きな落ち込みを感じるがDT880PROは比較的フラット。
解像度はDT880PROがやや上で微細な音表現に優れる。
分離はどちらも必要十分なものを持っているし問題ないレベル。
音場の広さはほぼ互角。定位の明確さはDT880の方が上。
遮音性・音漏れ防止性能は言うまでもなく密閉型のDT770PROが良い。
ローエンドは若干だがDT770PROの方が伸び・量は上で、柔らかくやや広がる質感。
ティンパニやドラムの歯切れはDT880PROが良く、DT770は量感でゴリ押す感じ。
反して、DT880PROのドラムは少々スマートにした丸みのある上品な感じ。
弦楽器・金管楽器の鮮明さ・繊細さ・伸びはDT880PROが若干上。
同時にシンバルやチャイムで耳に刺激を感じるのもDT880PRO。
DT770PROはボーカル、特に低めのボーカルでは遠さが少々気になるが
DT880PROは基本的にボーカルが前面に出て、かつ厚み・明瞭さも十分なものがある。
ボーカルのサ行はどちらとも細く刺さるが、聞くに堪えないほどではない。
個々の音の太さが欲しいならDT770PRO、微細な音表現を聞き込みたいならDT880PRO。
DT990を既に持っていて多少でも違うベクトルの機種を聴きたいならDT880PRO。
DT990を既に持っていて比較的近い音傾向の密閉型を聴きたいならDT770PRO。
ATH-W5000との比較ATH-W5000はフラット。DT770PROはドンシャリ。
解像度・分解能いずれもATH-W5000がワンランク上。
音場の広さ・前方定位感はほぼ互角。定位の明確さはATH-W5000の方が良い。
高域の伸びはATH-W5000が良く、明瞭さ・鮮やかさもATH-W5000が上。
ローエンドはDT770PROの方が量的にやや多く、柔らかく深みのある質感。
ATH-W5000と比べるとやや濁ってぼやついた低音なので好みが分かれるだろう。
キレや躍動感・全体の明瞭さ・透明感はATH-W5000の方がある。
ATH-W5000を聴いた後ではDT770は温かみ・響きが多く全体が滲んで聴こえてしまう。
ハープを弾く音にしろピアノの音にしろ解像度・鮮明さ・実体感でATH-W5000が上。
ボーカルはATH-W5000の方が前面に出る。DT770PROは一歩引いて鳴る。
低音のどっしりした厚み・重みはDT770の方がある。ATH-W5000はあっさり。
どちらかというとATH-W5000の方が硬質でDT770の方が柔らかく温かみのある音。
ギターの実体感や解像描写力はATH-W5000の方が良い。
DT770PROの方は張りのある感じではなく、線太めに柔らかめに緩く描写する。
レンジの広さ・楽器の鮮やかさ・軽快さを重視する場合はATH-W5000、
温かみのある質感や重厚な低音をベースに聴く場合はDT770PRO。
10/09/ (金) 22:24|
ヘッドホン関係
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beyerdynamic/DT990 PRO
型式:
開放/ダイナミック用途:
リスニングドライバー口径:---
出力音圧レベル:
96dB/mWインピーダンス:
250Ω再生周波数帯域:
5〜35,000Hz質量:
250g備考:---
購入価格:
¥19,000参考URL:
http://www.tascam.jp/
装着感は良好。1〜2時間の連続使用は問題ない。
側圧はやや強いがズレにくい。頭頂圧もさほど気にならない。
側圧を緩めたい場合はヘッドバンド長にゆとりを持たせることで快適になる。
耳に触れるベロア製パッドは最初固めだが使い込むと徐々に柔らかく馴染んでくる。
耳を収める空洞部は広く、耳にほとんど干渉しない。
開放型なので言うまでもなく遮音性・音漏れ防止いずれも悪い。
全体の解像度は特に不満なく良好。価格から見れば上出来だろう。
音の分離に関しては低域の膨らみや高域の広がりが派手という点から
DT880より個々の音の聴き易さが少し落ちる感はあるがさほど問題なし。
音場・定位はDT770よりも癖がなく、若干だがDT880よりも音場の広さに優れる印象。
強ドンシャリ。
全体的にどっしりとした音調で低域は太くやや重い表現。
低音の厚みは十分。ドラムは厚みにしろ量感にしろ開放型とは思えないほど。
ローエンドはそれなりに伸びており、ベースラインは不満なく音程が聴き取れる。
ティンパニはややもたつきバスドラは派手目に柔らかく膨らんで広がるが
とにかく迫力が凄まじい上に音の実体感表現は最高レベルのものを持っている。
楽器の実体感もさることながら、のっぺりした音や薄い音は一切出さない。
低域量は正直過剰と言える範疇でバスドラはかなり後引いてなかなか消えてくれない。
シンバルも同様に後引く上にソースによって刺激を伴うことがある。
アコースティックの解像感は良好。鮮やかさはなかなか良い。
ホルンのような吹奏楽器の芯の太さと雄大で勇ましい表現は非常に巧い。
チェロやバイオリンのような弦楽器での温かみや実体感も良い。
ソースによっては高域をイコライザで大きく持ち上げたときのように
シンバルの質感がざらざらして耳に付いたりボーカルの表面が変に掠れてしまうことがある。
少々演出過剰なところもあるが絶妙なバランスで不思議と不快感を思わせない。
ボーカルの主張は高低域に少々負け気味だがそれほど気にはならない。
(ボーカルの距離としてはDT880と同等〜やや遠く、DT770よりも近くで鳴らす傾向)
男女ボーカル・コーラスともに明瞭さ・実体感は十分なものを持っている。
個々の音の線が太く、しかも不満のない解像力水準を持っているため聴き応え十分。
ポップスなどの明るい曲調には合いづらい。軽快さやスピード感に欠ける。
逆にゆったりとしたバラードや落ち着いた弾き語りなどは得手の部類。
電子音の表現は悪くないが独特の音の濃さがありこれは好みが分かれる所か。
| beyerdynamic/DT990 PRO |
| POPS | ROCK | CLASSIC | JAZZ | VOCAL |
| 3 | 4 | 5 | 5 | 4 |
| ELECTRONICA | Easy Listening | DJ |
| 3 | 4 | 2 |
| 解像度 | 分解能 | 音場表現 | 快適性 | C/P比 |
| 5 | 4 | 5 | 4 | 4 |
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
※この表は現在試行運用中です。
SR325iとの比較どちらもドンシャリ。
解像度・分解能はどちらも同等。音場はDT990の方が一回りは広い印象。
低域の厚み・重みはほぼ互角。ローエンドはDT990の方が伸びる。
ドラムの質感はSR325iの方がやや硬く、弾力性のある感じ。
対してDT990は柔らかな質感で鈍くどっしりと沈む。
高域の鮮やかさはどちらも高水準だがSR325iの方が明瞭。
金属系の楽器ではSR325iの方が硬質で芯が太く張りがある表現。
音の迫力や実体感はどちらも素晴らしいがDT990の方が上に感じることが多い。
バスドラやシンバルの余韻を味わいたいならDT990の方が用途は合うだろう。
相対的に見てボーカルが前面に出て、かつ明瞭なのはSR325i。
ボーカルに癖がないのもSR325i。コーラスの柔らかさ・心地よさはDT990の方がある。
アコギのような弦楽器ではSR325iは線が太く少々硬すぎか。
DT990の方が細かい描写が出来ているし、弦の滑らかさ・柔軟さを持っている。
力強いボーカルや明るいポップスやロックを聴く場合はSR325i。
クラやジャズを聴く場合やSR325iの音が硬すぎたり繊細さ不足に感じるならDT990。
DT880PROとの比較推敲中
HD650との比較推敲中
10/03/ (土) 21:08|
ヘッドホン関係
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DT770PRO/80

好きか嫌いかで言えば好きな音傾向ではあるが
同じベイヤーならDT250や880の方が若干好み。
派手なドンシャリ傾向のSR325iと比べると地味で堅実なドンシャリ。
ローエンドは非常に伸びておりバスドラがかなり後引くのが印象的。
やや緩く柔らかい質感で深いところで地が鳴るような感じ。
低域の量は過剰ではなく、全体として割と聴きやすい範囲で収まっている。
高域は音量を上げるとシンバルなどが少々痛い。明瞭さは普通〜やや良い。
音場は密閉型の中では広い部類。一部の音域を顕著に遠くで鳴らす癖がある。
ボーカルは基本的に遠く、男性ボーカルで特に気になることが多い。
女性ボーカルでも同様にやや遠いため、もう少し主張が欲しいところ。
DT880を基準にDT770の音を無理やりに表現するならば
DT880の高域の繊細さ・鮮明さを若干落とし、ボーカル帯の主張を抑えて
大人しめのローエンドを補強しつつ低域に厚みを持たせた音がDT770。
高域に関しては音量を上げるとどちらも耳に痛い音を出すが
どちらかというとDT880の方がシンバルやチャイムが細く痛く刺さる。
DT250と比べると音場の広さ・高域の明瞭さではDT770の方が勝っているが
一方でチェロやバイオリンの量感不足や一部楽器の遠さで物足りなさを感じる。
大編成で全体を見渡すならDT770、小編成でじっくり聴きこむならDT250が向く。
09/16/ (水) 23:05|
ヘッドホン関係
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audio-technica/ATH-W5000
型式:
密閉・ダイナミック用途:
リスニングドライバー口径:
φ53mm出力音圧レベル:
102dB/mWインピーダンス:
40Ω再生周波数帯域:
5〜45,000Hz質量:
340g購入価格:
¥99,800備考:
専用ケース付属参考URL:
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-w5000.html
装着感は普通〜やや良いという印象。
音漏れ・遮音性はオーバーヘッドの密閉型と考えればほぼ水準並。
ハウジングにしろイヤパッドにしろ大型で若干の重さを感じる。
ケーブルが服にこすれるときなどにタッチノイズが多いのは減点。
木製ハウジングということもあってか装着時に外側のハウジングを叩くと
内側で面白いように音が響く。(傷が付くので全くおすすめできないが。)
ウイングサポートで頭頂部にかかる重さを分散できている点は良い。
イヤパッド内はさほど深くはない造りのため、耳をすっぽり覆うタイプというより
僅かに耳を押しつぶす耳載せタイプというのが妥当か。
快適な装着位置が割とシビアで、耳が傾斜したドライバに巧く沿うように
装着しないと耳を押し潰してしまい短時間で耳が痛くなってしまうことがある。
また、パッドの材質(スペイン産ラムスキン)と相まって耳が少々蒸れる。
ウイングサポートのおかげで下を向いても動いてもあまりズレない。
側圧は適度、上記のように装着が巧くできれば長時間使用しても不快感はない。
解像度・分解能・音場表現いずれも特筆すべきレベル。
はっきり言って非の打ち所のないほどの性能を有している。
素晴らしいスケールを持ちながら微細な音を掬い上げて描写してくれる。
密閉型ということで音場の広さを懸念する人もいるかもしれないが
開放型のHD650と比較しても遜色なく、むしろより広いと感じることも多い。
極めてフラット。超低域から高域までしっかりと伸びている。
全体的な音の質感としては硬いとも柔らかいともとれる中庸の音を鳴らす。
巧い喩えが浮かばないがグラスと氷がぶつかった時に生じる音のような透明感。
ローエンドは基本的に薄味だが繋ぐ機器で多少量感に差が感じられる。
ただ、この低音の量感では濃さにしろ厚みにしろ物足りないと感じる人はいるだろう。
個人的には金属系のパーカッションでは切れにしろ迫力にしろなんら不満はないが
ティンパニやドラムスでは響きにしろ重みにしろ少々あっさりしすぎ、という印象を持つ。
金管楽器は鮮やかさ・迫力・滑らかさ・伸び、いずれも非常に良い。
金管・弦楽器の線はやや太めで量感があり柔らかさも適度。バランスは好ましい。
ボーカル表現は非常に滑らかで厚み・明瞭さ・迫真性いずれも文句のない出来。
全体を見渡しても上擦る・張り出すなどの耳にキツい癖はほとんど感じない。
一般的にはクラシック向けと評されることが多いがジャンルを選ばない懐の深さがある。
正直、ピアノを聴くためだけに買っても良いほどの出来だと自分は思う。
透き通る澄んだ音色と、決して濁ったりしない響きが味わえる。
言うまでもないが安価なヘッドホンと比べるのも躊躇われるほどに再現力が違う。
優れた基本性能と魅力的な個性を両立させたフラグシップにふさわしい機種。
| audio-technica/ATH-W5000 |
| POPS | ROCK | CLASSIC | JAZZ | VOCAL |
| 5 | 4 | 5 | 5 | 5 |
| ELECTRONICA | Easy Listening | DJ |
| 5 | 5 | 4 |
| 解像度 | 分解能 | 音場表現 | 快適性 | C/P比 |
| 5 | 5 | 5 | 4 | --- |
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
※この表は現在試行運用中です。
DT770PROとの比較ATH-W5000はフラット。DT770PROはドンシャリ。
解像度・分解能いずれもATH-W5000がワンランク上。
音場の広さ・前方定位感はほぼ互角。定位の明確さはATH-W5000の方が良い。
高域の伸びはATH-W5000が良く、明瞭さ・鮮やかさもATH-W5000が上。
ローエンドはDT770PROの方が量的にやや多く、柔らかく深みのある質感。
ATH-W5000と比べるとやや濁ってぼやついた低音なので好みが分かれるだろう。
キレや躍動感・全体の明瞭さ・透明感はATH-W5000の方がある。
ATH-W5000を聴いた後ではDT770は温かみ・響きが多く全体が滲んで聴こえてしまう。
ハープを弾く音にしろピアノの音にしろ解像度・鮮明さ・実体感でATH-W5000が上。
ボーカルはATH-W5000の方が前面に出る。DT770PROは一歩引いて鳴る。
低音のどっしりした厚み・重みはDT770の方がある。ATH-W5000はあっさり。
どちらかというとATH-W5000の方が硬質でDT770の方が柔らかく温かみのある音。
ギターの実体感や解像描写力はATH-W5000の方が良い。
DT770PROの方は張りのある感じではなく、線太めに柔らかめに緩く描写する。
レンジの広さ・楽器の鮮やかさ・軽快さを重視する場合はATH-W5000、
温かみのある質感や重厚な低音をベースに聴く場合はDT770PRO。
HD650との比較HD650はやや低音寄り。ATH-W5000はフラット。
解像度・分解能いずれもATH-W5000が上。
音場の広さ・定位の明確さは双方ともに最高レベル。
全体の音の明瞭さはATH-W5000が上だがHD650もそれほど悪くない。
前方定位感はHD650の方がやや強く、頭全体を包むような感覚がある。
どちらもローエンドはしっかりでているがHD650の方が量感はやや多く、濃い音。
ティンパニやバスドラの迫力やコントラバスの量感ではHD650の方が一段上。
ただ、これが篭りっぽさや全体のモタつくような印象を持つ要因になりがち。
高域は基本的にATH-W5000の方が伸び・鮮明さ・迫力がある傾向。
ギターはどちらも丁寧な鳴り。どちらも不満のない描写力を持っている。
線が太く迫力がある点はどちらも共通だが鮮明さではHD650が若干劣る。
ボーカル表現はどちらも特徴があって甲乙つけ難いが
低域が豊かでどっしりした基調のHD650の方が実体感・厚みという点で上。
ボーカルの近さ・他楽器との分離・伸び・明瞭さならばATH-W5000に分がある。
ATH-W5000と比べてHD650のボーカルは一歩引いて鳴らすような冷静さがある。
コーラスは透明感と滑らかさのあるATH-W5000の方が気持ちよく聴ける印象。
滲まない鮮明な音、楽器の軽快さやキレが欲しいならATH-W5000、
独特の臨場感や低域の豊かさが欲しいならHD650。
または中高域の明るさを重視ならATH-W5000、低域の迫力重視ならHD650。
08/23/ (日) 23:08|
ヘッドホン関係
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maxell/HP-CN40
型式:
半開放/ダイナミック用途:
ポータブル・リスニングドライバー口径:
φ13mm出力音圧レベル:
105dB/mWインピーダンス:
16Ω再生周波数帯域:
10〜25,000Hz質量:
11g (コード含む)備考:
イヤーピース(4種)・延長コード(0.7m)・携帯変換アダプタ・マニュアル付属発売日:
2008年6月25日購入価格:
¥1,980参考URL:
http://www.maxell.co.jp/jpn/consumer/headphpne/canal_type/

先日、立ち寄った店舗で1980円と投売り状態だったため購入。
モデルチェンジの兆候か、はたまた店舗が在庫を捌きたかっただけか。
使用したチップは付属のLサイズ。思っていたよりは装着感は自然で良好。
大きな違和感や圧迫感もない。イヤチップのサイズも4サイズあり問題ない。
遮音性はチップが合えばさほど悪くないがシャカシャカとした音漏れが多い。
抗菌効果のあるらしいチップだが一般的なシリコンチップと手触りはほとんど同じ。
そこそこフラット傾向だがやや低音寄り。
低域の一部でボンついて目立ってしまう部分があるのが惜しい。
ローエンドはかなり出ておりやわらかな質感も相まって少々響きが多い。
低音主体のソースでは篭りっぽく明瞭さ不足だと感じることがある。
バスドラがボンつく割りにはティンパニなどは奥まっていて地味。
厳しく見れば低域は分離はいまいちでだらしなく広がる鳴り方とも言える。
ただ、このあたりはイヤチップを変えれば多少変化はあるだろう。
ボーカルは実体感がやや薄く、あまり前面に出ないが大きな違和感はない。
高域の明瞭さはなかなか良い。伸びは少々物足りない印象。
伸びの弱さに通じるが超高域部のディテールを拾えていないように思う。
繊細さにしろ迫力にしろそれなりのものは持っている。
金管楽器はどこかのっぺりした鳴りで抑揚がなく実体感に欠ける。
弦楽器は並程度には滑らかだが張りのある勢いは感じられない。
楽器は生っぽさが弱く、造ったような音なのがソースによっては顕著。
打ち込み系では低域の柔らかさが合いづらいしもっと厚みやタイトさが欲しいところ。
値段の割りに性能は高い印象だが細かな部分で気になる癖がある。
ポップスやロックでは高域の情報量、キレやスピード感が足りないと感じるし
打ち込み系でも柔らかでぼやけ気味の質感で合いにくいことが多い。
長時間BGM的に聞き流すようなイージーリスニング用途には向く印象。
| maxell/HP-CN40 |
| POPS | ROCK | CLASSIC | JAZZ | VOCAL |
| 3 | 2 | 3 | 2 | 3 |
| ELECTRONICA | Easy Listening | DJ |
| 3 | 4 | 2 |
| 解像度 | 分解能 | 音場表現 | 快適性 | C/P比 |
| 3 | 3 | 3 | 4 | 4 |
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
SE-CLX50との比較HP-CN40はやや低音寄り。SE-CLX50は低音寄りのややドンシャリ。
装着感に関してはスムーズに装着できるHP-CN40の方が良い。
音漏れはどちらもあるがSE-CLX50の方がやや少ない印象。
解像度・分解能いずれもSE-CLX50がやや上。
音場の広さはどちらも同等でカナル型の割りにそれなりには広い印象。
高域はSE-CLX50の方が伸びがあり、かつ細かな描写ができている。
HP-CN40は高域の一部が落ち込み気味に聴こえることが多い。
ローエンドはHP-CN40の方がやや多く、柔らかい質感でボンついて目立つ。
SE-CLX50も量的に近いが沈んで鳴るし、よりタイトな傾向。
キックやベース、ドラムスの低域の厚みはSE-CLX50が上。
シンバルやハイハットはHP-CN40の方が大人しくマイルド。
音のキレ、躍動感の表現はSE-CLX50の方が得意。
SE-CLX50の高域はどちらかというと金属的でやや硬い質感。
ボーカルの明瞭さはほぼ互角。実体感はSE-CLX50がある。
音の厚み、キレ、鮮やかさ、定位の明確さから打ち込み系はSE-CLX50が上手。
生楽器にしろ打ち込み系にしろ基本的にSE-CLX50があれば十分だが
低域の柔らかさや刺激のなさを重視する場合はHP-CN40が良い。
08/05/ (水) 18:51|
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