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試聴インプレ

試聴メモ 2016/1/11
Pioneer SE-MASTER1
価格帯は20万円クラスとかなり高い部類。
結論から言うと正直なところ値段が高すぎるように思う。
競合機種にはTH900、LCD3、HD800、SR007、PS1000、T1などがあり、
これらと比べるとSE-MASTER1は個性が薄く、また、突出した何かがあるでもなく、
音楽鑑賞の魅力に乏しいと感じる。綺麗に作りすぎて無個性になった、というべきか。
使い分けしてヘッドホンを楽しみたい自分の食指は全く動かなかった。
AKG K812
今回の試聴で個人的に気に入った機種。
実売価格に関しては手持ちのフラグシップ群と比較して遜色ない性能であるという点で納得できるレベル。
フラット志向で解像度が高く、今まで聞いたヘッドホンではトップクラスの音の分離の良さ。
ただし人によってはあまりに音がバラバラで統一感がないと思われるかもしれない。
音場はなかなか広く、窮屈さはない。開放型ではあるが音に押しの強さと抜けの良さが同居し、
パワフルなPS1000ほどではないもののテスラドライバらしい音の芯もあり、聴き応えも悪くない。
低域はローエンドまで出るが、どっしりした厚みは無い為、LCD3と比較すると重心に若干の物足りなさはある。
とはいえ全体のバランス・質感としては非常にうまくまとまっていると感じるし、完成度が高い。
音の方向性にブレがなく、モニター色を強調しすぎずに、音楽鑑賞という面でも楽しめるように思う。
しっとりしたバラードというよりは軽快なポップスなどの鑑賞で使いたいと思った機種。
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01/13/ (水) 20:40| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 AUDEZ'E LCD-3 レビュー

AUDEZ'E/LCD-3

型式:開放/平面駆動ダイナミック
用途:モニター&リスニング
ドライバー口径:---
出力音圧レベル:93dB/1mW
インピーダンス:50Ω
再生周波数帯域:5~20,000Hz
質量:550g
備考:専用木製ケース付属
購入価格:¥225,000
参考URL:http://audeze.com/audeze-lcd3

LCD3_001.jpg

装着感に関してはしっかりと考慮されているようで重量の割には良好と感じる。
パッド内の空洞は広めで耳はほぼフリーになるため耳が押し潰される不快感はない。
側圧はやや弱いがバンドとイヤパッドがしっかりと頭部に密着するため下を向いてもズレにくい。
ヘッドバンドは革製だが装着位置によっては30分~1時間程度で頭頂部が痛くなる。  

非常にフラット。極端に誇張する帯域のない冷静な鳴らし方。
定位の明確さはなかなか良い。音場は広く、前方定位を感じやすい。
音の質感は柔らか。硬質さや上擦り、耳に刺さるピークは皆無。
個々の音の厚みはかなりのもので、その反面として響きを多めに感じやすい。
ローエンドの伸び・量感・バランスはほぼ理想形と言っても良い。
コントラバスの深みのある音やオルガンの重低音部までも巧く表現してくれる。
ダイナミック型らしい力強さ・芯の太さがあり聴き応えは十分。
全体の明瞭さはなかなか良い。刺激のある音は出さず聴き疲れしにくい。
弦楽器の繊細な表現はなかなか良い。音の芯は普通~やや太め。
金属音の質感表現は派手すぎない範疇ながら重鎮さ・鮮やかさは十分に感じられる。
ボーカルの位置は常に中庸。前に出すぎず、かと言って埋もれずに主張する。
声の厚みは確固としたものがあり、肉質的な柔らかさがある。温かみ・艶っぽさは適度。
ボーカルの聴き易さ・癖の無さに関しては個人的に満点を上げたい出来。
コーラスは柔らかで包み込まれるような心地よさが味わえる点が魅力。
聴き込むほどに全体の音の見渡しやすさ・癖の無さ・微細音描写力の高さを実感できる。
正直に言って、批判の余地のない完成度。唯一の不満は本体重量と装着感くらいのもの。
妥協の感じられない音作り、そして平面駆動の一つの完成形とも言える素晴らしい機種。

AUDEZ'E/LCD-3
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
5
4
5
5
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
5
5
5
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
5
5
2
---
 評価は「3」が水準、「5」が優。

LCD-2との比較
音は双方ともフラットと言えるがLCD3の方が低音・ローエンドの量感は多い。
低音は相対的に見てLCD2の方がタイトでどちらかというと軽快でノリが良い傾向。
LCD3はソースの最低音域まで余さず鳴らすローエンドの伸びを持っている。
その点でLCD2よりもLCD3の方がやや篭りっぽく聴こえるという面もある。
高域はどちらも刺々しさは皆無。明瞭さはLCD3がやや良い。
ボーカルはLCD2の方がやや前面に感じやすい。LCD3はひたすら中庸の位置で鳴る印象。
ボーカルの明瞭さはほぼ同じ。癖の無さ・厚み・柔らかさはLCD3の方がやや上。
音場ではLCD3が空間の広さ・奥行き・前方定位の点でやや上だが
これはイヤパッドがLCD2よりもLCD3の方が大きいのが要因かと思われる。
どちらもクラシック・ジャズの表現力が素晴らしいが、あえて使い分けるなら
相対的にややあっさりとした音作りであるLCD2でポップス・ロック・打ち込み系、
空間表現の良さを味わえるLCD3では大編成のオーケストラやジャズが良いだろう。

T1との比較
どちらもフラット志向だが相対的に見てT1の方がややドンシャリ。
基本性能はどちらも不満はない優秀なものを持っている。
音場はLCD3の方が一回り広い。定位の明確さはT1が上。
音の明瞭さはT1が良い。T1はやや硬質で鋭敏、LCD3はやや柔らかで響きが豊か。
T1は音全体がタイトで高い解像度で個々の音を克明に描写する傾向だが
LCD3は音の厚みと実体感・響きの豊かさで音を聴かせる傾向。
明瞭でかつ、芯の通ったボーカルを求めるならT1が良いが、
厚み・癖のなさ・存在感のあるボーカルを求めるならLCD3が良い。
正直、質感のベクトルが真逆なため、好みがはっきり分かれるだろう。
使い分けなら音のクリアさ・解像度に特化して個々の音を聞き込みたいならT1、
音に温かみや厚み・音場の広大なスケール感を楽しみたいならLCD3か。
ポップス・ロックならT1、それ以外はLCD3。

PS1000との比較
LCD3はフラット。PS1000はややドンシャリ。
音の分離性能・音場の広さ・定位の明確さはLCD3がやや上。
PS1000は低音が豊かな部類だがLCD3と比べると音の沈み込みがやや甘い。
ローエンドはLCD3の方が伸び・量感ともにある。
低音の質感はタイトさはPS1000、厚みはLCD3がやや上。
高域はPS1000の方がピーキーさがあって派手。シンバルは鮮明で刺激的。
ボーカルは癖の無さ・厚みではLCD3が上。サ行はPS1000の方が明らかに刺さりやすい。
ただ、女性ボーカルにピーキーさや明瞭さを求めるならPS1000が良い。
金管楽器の鮮明さ・艶やかさはPS1000、色付けの無い自然さならLCD3が良い。
打ち込みサウンドではタイトさ・切れのよさではPS1000の方がノリよく聴ける印象だが
LCD3では音の重厚さと音に包まれる迫力で割とノリよく聴ける印象。
聴き疲れしにくいのは全体的に見てLCD3。PS1000は音質と装着感の双方で疲れやすい。
使い分けるならクラシック・ジャズでLCD3、ポップス・ロックでPS1000。
音全体の癖の無さ・音場の豊かなスケールを楽しむならLCD3。
全体の鮮明さ・高域のキレや刺激・打ち込みサウンド主体で楽しみたい場合はPS1000。
はっきり言って一本でオールジャンルを聴くならLCD3を強く薦めたいが
ヘッドホンの使い分け前提ならPS1000の方を選ぶのも良いだろう。

SR-007Aとの比較
装着感は下を向くと少しズレる点を除けばSR-007Aの方が軽量で快適。
側圧はほぼ同じ。頭頂圧はLCD3の方がストレスを感じる。
音は双方ともフラットだがLCD3の方がローエンドまでしっかりと伸びている。
SR-007Aの方が透明感があり繊細、LCD-3の方が実体感・音の厚みがある。
LCD-3の方が全体的に音の厚み・力強さ・実体感があるが静電型のような透明感は無い。
LCD-3はローエンドの量感があるため、SR-007Aよりやや暗く深みのある音調。
ローエンド表現はLCD3の方が巧く、余裕のある鳴り方で詰まったような鳴りをしない。
SR-007Aは音が空気中に溶けて耳を撫でるような印象だが
LCD-3はダイナミック型らしい押し出す力の強い存在感のある音。
金管楽器の鮮やかさは互角。軽やかさはSR-007A、ふくよかさはLCD-3の方がある。
ボーカルは癖の無さにしろ表現力にしろどちらも素晴らしく甲乙付けられないレベルだが
個人的な好みを言えばSR-007Aよりも腰を据えた印象のLCD-3の方に魅力を感じる。
弦楽器の表現はほぼ同等。芯の太さ・繊細さ・鮮やかさもほぼ互角。
音の繊細さ・柔らかさ・透明感のある響きを求めるならSR-007A。
音の迫力・重厚さ・密度感・響きの豊かさを求めるならLCD-3。
音の透明感・繊細さを楽しみたいならSR-007A、音の厚み・迫力・実体感ならLCD-3。
長時間の音楽鑑賞・装着感優先ならばSR-007Aを選ぶほうが無難。

01/14/ (月) 15:44| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

日記

久々の更新(4ヶ月振り) & AUDEZ'E LCD3 購入。

LCD2

LCD2と簡潔に比較すると
ヘッドバンドはLCD2(初期ロット)と違い、LCD3は革製。
LCD2のスポンジの方が頭頂の負担は少ない印象。

イヤパッドはLCD2と同様、ラムスキンだがLCD3の方が肌触りはふんわりとしている。
またイヤパッドの厚みがLCD2よりもLCD3の方が0.5~1.0cmほど厚みが増えている。

ハウジングはLCD2ではローズウッドの暗い色調だが、LCD3はゼブラウッドの明るい色調。
見た目のファーストインプレは以上。本体重量は体感的にほぼ同じ。

音に関してはLCD2にかなり近い。音は極めてフラット。
変わったと感じる点は「音の分離」「高域の鮮明さの向上」。
この2点はLCD2より若干上の性能を持っている。
低域はLCD3がやや量が多い。ボーカルに関してはほぼ同じ印象。

正式なレビューは後日書き溜めて公開予定。
09/11/ (火) 20:14| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 FOSTEX TH900 レビュー

FOSTEX/TH900
型式:密閉/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:φ50mm
出力音圧レベル:100dB/mW
インピーダンス:25Ω
再生周波数帯域:5~45,000Hz
質量:390g (実測)
備考:ヘッドホンスタンド付属
購入価格:¥149,000
参考URL:http://www.fostex.jp/products/TH900
fostex_th900_01.jpg

装着感は良好。
耳をすっぽりと覆うイヤパッドで、側圧は弱く柔らかい付け心地。
長時間使用すると耳周りがやや蒸れる。また、下を向くと重さと側圧の弱さでややズレる。
手で持つとそれなりの重さがあるが、装着するとそれほど苦に感じる重さはない。
当機には金属ワイヤー製のヘッドホンスタンドが別途付属しているが
スタンド自体の重量が軽く貧弱な上、バランスが不安定なため実用性に欠ける。

基本性能に関しては優秀で微細音描写力も十分に感じられる。
音場感・定位の明確さは密閉型としては概ね良い。
ややスピーカー志向の鳴りで大編成オケも不満なく聴ける点は好印象。

フラット志向だが細かく言えばやや低音寄りの弱ドンシャリ。
全体的にクリアな音で密閉型特有の圧迫感や篭りはほとんど気にならない。
鈍重な音というよりどちらかというと軽快さと自然さを持った鳴り方。
音全体の見通しが良く、音の繋がりがスムーズで非常に滑らかな音色。
ローエンドは伸びは十分。タイトさは密閉型としては普通程度。極端にボヤけたりしない。
量感のあるベースやドラムでも必要程度の解像度が保たれて聴き取りやすい。
低域は質的に柔らかめ寄りだが力強さにしろ制動にしろ十分なものを持っている。
ボーカル・コーラスの明瞭さ・透明感・艶やかさ・癖の無さいずれも見事。
加えてサ行はほとんど気にならない。特に女性ボーカルの表現力は素晴らしい。
ただ、個人的な好みで言えばボーカルの主張はやや物足りない点が惜しいと感じるし、
確固とした声の厚みやハイトーンも詰まらずに悠々と鳴らせる包容力が欲しかった。
また楽器の温かみや空気感、重厚な音の響きといった表現力にはやや欠ける印象。
高域はハイエンドまで伸びており、明瞭さは不満のないレベル。
ソースによっては高域がやや派手ではあるが、十分に許容できる範囲。
金管楽器の音の広がりは必要程度で響きはややあっさりめ。重鎮さはなかなか良い。
弦楽器の音には硬い芯はなくしなやか。繊細さにしろ鮮やかさにしろ不満の無いレベル。
ピアノは滑らかな音と澄んだ響きが空間を満たしていく様が楽しめる。
音の厚みや押しが強くキレのある音を好む人には聴き応えに欠ける部分もあるかもしれないが
端正美麗な音をゆったりとリスニングするという用途には良い選択肢になるだろう。
「基本性能」と「音の聴き易さ」を高い水準で内包させたバランスの良い機種。

FOSTEX/TH900
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
5
4
5
5
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
5
3
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
5
5
5
---
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
ATH-W5000との比較
ATH-W5000はフラット。TH900はやや低音寄りの弱ドンシャリ。
高域の伸び・微細音描写力はTH900が上。音場はTH900の方がやや広い。
ローエンドから低域はTH900の方が量にしろ厚みにしろしっかり感じられる。
低域の制動・タイトさはどちらも十分な質だがあえて言うならATH-W5000の方がやや上。
ボーカルの明瞭さは互角。ATH-W5000の方がボーカルは前面に出る。
ボーカルのハイトーンならATH-W5000、艶っぽさ・癖の無さならばTH900の方が良い。
ピアノの凛とした明るさや打鍵の実体感表現はATH-W5000の方が巧いが
個々の音の響きや空間を満たすような柔らかな広がりを楽しむならばTH900の方が良い。
TH900は音の余韻が魅力と言う面があるが、ATH-W5000は余韻を過剰に描写しない潔さがある。
ギターの繊細さ・滑らかさはTH900が良い。一方でシャープさ・力強さはATH-W5000が良い。
電子音表現は音色がニュートラルなATH-W5000が良い。TH900は音が柔らかく繊細でやや物足りない印象。
個々の音にくっきりとした明瞭で芯のある鳴りを求めるならATH-W5000。
音の滑らかさ・繊細さ・温かみ・余韻の美麗さ・聴き疲れの少なさを求めるならTH900。
中・高域のクリアさを好むならATH-W5000、低域に重心のある鳴りを好むならTH900。

AH-D7000との比較
どちらもやや低音寄りの弱ドンシャリ。
双方、滑らかさと艶っぽさのある鳴りだがTH900の方が若干ニュートラルな傾向。
解像度・分解能・音場の広さ・定位の明確さいずれもTH900がやや上。
低域~ローエンドの量・厚み・伸びはほぼ互角。
低音のタイトさ・制動・歯切れの良さはTH900が良い。
ボーカルはどちらも明瞭で埋もれず聴こえるが極端には前面に出ない。
声の艶っぽさ・厚みはほぼ同じ。サ行の擦れはどちらも気にならないレベル。
コーラスはどちらもしっとりとした柔らかさ・温かみがあって聴きやすい。
ギターの鮮やかさ・繊細さの表現はどちらもほぼ同じ。
得意ジャンルはほぼ同じだがニュートラルさ・微細音描写を求めるならTH900が良い。
使い分けるなら基本的にTH900、TH900の音が硬いとか音の分離が強すぎると感じる場合はAH-D7000。
05/02/ (水) 21:52| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

日記

Audez'e LCD-3 が国内正式発表されたので。

LCD-2とLCD-3の測定データ比較
lcd2-3.jpg

LCD-2のデータは製品に付属してたものを自前スキャン。
LCD-3のデータはhead-fiからの転載物。
データだけ見ればLCD-2に比べてLCD-3は相対的に結構派手。

製品関連リンク
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120203_509704.html
http://www.phileweb.com/news/audio/201202/03/11669.html
02/03/ (金) 20:42| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【カナル型ヘッドホン】 SONY MDR-EX1000 レビュー

SONY/MDR-EX1000
型式:カナル/ダイナミック
用途:リスニング&モニター
ドライバー口径:φ16mm
出力音圧レベル:108dB/mW
インピーダンス:32Ω
再生周波数帯域:3~30,000Hz
質量:8g
備考:イヤピース各種、ケース、延長ケーブル付属
発売日:2011年10月中旬
購入価格:¥49,800
参考URL:http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-EX1000/

mdr-ex1000_01.jpg
イヤピースはLサイズのノイズアイソレーションチップを使用。
カナル型としてはフィット感は普通。イヤピースは豊富に付属している。
自分の耳に合ったサイズのチップを吟味できるため、この点は嬉しいところ。
装着は耳に回すタイプでこれが不慣れだと違和感があるだろう。

解像度・分解能いずれも不満の無い水準を持っている。
大口径ドライバの恩恵か音場表現・定位の明確さは概ね良好。

やや低音寄り。
音の質感は中庸でソースを選ばないモニター調。
ローエンド表現に関しては質・量・伸び・レンジの広さいずれも文句無しの出来。
カナル型としては非常に優れた低音再生能力を持っている。
バスドラムやベース、ティンパニはしっかりとした存在感があり、重厚。
それでいて量は多すぎず極端にボワつかないし、篭りは許容できるレベル。
力強さとキレのある鳴り方で聴き応えは十分。歪みの少なさも良好。
音の質感は硬すぎないし柔らかさがありつつタイトさもそれなりに持っている。
実体感はなかなか良い。繊細な表現・滑らかさは十分なレベル。温かみは適度。
吹奏楽器は芯のある太めの音で広がりは豊か。空気感はそれなりにある。
超高域の伸びは少々頭打ち感はあるものの十分な高域の伸びはある。
全体的に十分な水準の音の明瞭さがある。高域に過剰な明るさや硬質さは付与しない。
ボーカルは厚みがあり癖もなく冷静に鳴らすがハイトーンを楽しむにはやや不向き。
高音の伸びやかさや音抜けの良さというより落ち着いた安定感のあるボーカル。
ピアノはやや響きが多め。高音にクリアさや凛とした伸びを求める場合はいまひとつ。
金属の質感表現は過剰に強調しない傾向。聴き疲れする鮮やかさや派手さは無く上擦りにくい。
低音を土台としたスケールの大きい鳴りをするためオーケストラなどでは迫力が楽しめる。
金管楽器などで眼の覚めるような鮮烈さや突き詰めた微細音描写力を求めるには不向きだが
腰を据えた冷静な鳴り方とジャンルを選ばないバランスの良さを持った機種。

SONY/MDR-EX1000
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
5
5
5
4
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
4
4
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
5
5
3
---
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。

Triple.fi 10 Proとの比較
MDR-EX1000はダイナミック型。10proはトリプルBA型。
どちらもやや低音寄りだがローエンドに伸びのあるMDR-EX1000の方が量は多めに感じる。
双方、音の線が細くならない、厚みのある安定した鳴り。
全体の明瞭さ・音の実体感はMDR-EX1000がやや上。
音場の広さ・定位の明確さは大差なくどちらもなかなか良い。
ローエンドはMDR-EX1000の方が量が多く重厚で伸びもかなりあるが
人によっては低音が強すぎると感じてしまう懸念がある。
10proの方が弦楽器のしなやかさや滑らかな質感表現が巧い。
低音部のドラムやキックの迫力・伸びはMDR-EX1000の方が良い。
高域の一部ピークはMDR-EX1000の方がやや気になる。10proの方が高域の耳障りなピーキーさはない。
ボーカルの明瞭さはほぼ互角。厚み・存在感はMDR-EX1000の方が若干ある。
ボーカルの滑らかさ・柔らかさや重なるようなコーラスの表現を楽しむなら10proが良い。
低音の質や音の迫力・存在感だけで言えばMDR-EX1000の方が魅力的だが
高域の微細音描写力や電子音の滑らかな描写力は10proの方がやや上。
打ち込み系は10proが巧い。音の滑らかさ・全体の音の質感が合う。
使い分けるならロック・クラシック・ジャズでMDR-EX1000。
その他、電子音サウンドや楽器に繊細さや柔らかさの描写が欲しい場合は10pro。
12/02/ (金) 18:29| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

日記

画像 その2
DT250/80は結構な頻度で使用するお気に入りの機種。
これからの季節にもいい感じ。ただしカールコードが重い。

2011110401 2011110402

個人的メモ
・FOSTEX TH900 いまいち購買意欲が湧かないのは外見がD7000に似ているからだろうか
・オーテク50周年モデル ATH-CKW1000ANV に地味に期待。

次の更新は某イヤホンのレビュー予定
11/04/ (金) 17:27| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【カナル型ヘッドホン】 PHILIPS SHE9000 レビュー

PHILIPS/SHE9000

型式:密閉/ダイナミック
用途:ポータブル・リスニング
ドライバー口径:φ10mm
出力音圧レベル:102dB/mW
インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域:6~23,500Hz
質量:----
備考:イヤーピース(3サイズ+コンプライチップ)付属
購入価格:¥4,980

she9000_1.jpg
イヤチップは付属のLサイズを使用。
イヤチップはSONYのハイブリッド風のものとコンプライチップが付属。
遮音性はカナル型としては普通。装着感はそれほど癖がなく、違和感もない。
音漏れ防止に関してはよほど音量を上げなければ十分な性能を有しているが
ハウジングにそれぞれバスポートが2箇所ずつあるため若干の音漏れは認められる。
プラグ部はL字。プラグから合流部までは布巻きだが、分岐部から通常のゴム製コード。

低音寄り。
低音の芯は太めでベースは前面で主張してくる。
ローエンドの伸びは十分だが低音主体のソースだと篭りが顕著。
低音は全体的に量が多く膨らみがちで、制動力・タイトさにいまひとつ欠ける。
低音部と比べると相対的に中高域は大人しく、明瞭さはほどほどの水準というところ。
ボーカルの厚み・温かみは適度。サ行の擦れはそれほど感じない。
温かみのあるしっとりしたボーカルを楽しみたい場合はなかなか良い。
コーラスは広がりが豊か。明瞭さはやや弱いが、主張が強すぎないため聴いていて心地よい。
高域表現にピーキーさはなく全体的にマイルドな鳴り。鮮やかさは必要十分なレベル。
ギターの線は太め。繊細さ・滑らかさはそれなり。実体感は普通。
高域の伸びはやや弱い。金管楽器の鮮やかさは普通。硬質ではなく柔らか。
芯は太めで響きが多い。上擦ったり張り出すようなキツさはない。
高域の伸びはやや頭打ち感がある。シンバルは極端に強調されずあっさりした鳴り。
全体の明瞭さや音の分離の甘さに不満はあるものの値段を考えれば十分なレベルか。
一部ソースでは低音の緩さや篭りが強調されるため、使いどころの難しい機種ではある。

PHILIPS/SHE9000
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
3
3
3
3
3
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
3
3
4
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
3
3
3
4
3
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
EP-830との比較
SHE9000は低音寄り。EP-830はドンシャリ。
ローエンドから低域はSHE9000の方が量は圧倒的に多い。
ベースやキックに歯切れのよさが欲しいならEP-830が良いが
低音の厚み・柔らかさ・温かみが欲しいならSHE9000が良い。
低音の緩さ・篭りっぽさ・分離の甘さはSHE9000の方が気になる。
SHE9000の中・高域は大人しくマイルドで聴き易いバランス。
高域はEP-830の方がしっかり出るがピーキーさがあり聴き疲れする。
金管楽器の鮮やかさはEP-830の方がある。SHE9000は鮮やかさは控えめ。
硬質で張りのある高音が好みならEP-830が良いが、柔らかな質感の高音ならSHE9000が良い。
ボーカルの明るさはEP-830、ボーカルの冷静さ・大人しさはSHE9000の方がある。
打ち込み系でシャープな鳴りが良いならEP-830、厚みが欲しいならSHE9000。
使い分けるなら芯を通した音や個々の音の鮮やかさを重視する場合はEP-830。
刺激のある音を避けたい場合や低音メインでソースを楽しみたい場合はSHE9000。
09/08/ (木) 22:21| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
プロフィール

nr0113

Author:nr0113


《ヘッドホンレビュー》
  ・・・おすすめ
  ・・・ノンストレス
  ・・・高コストパフォーマンス

AKG
 ・K24P

Atomic Floyd
 ・TwistJax AcousticSteel

AUDEZ'E
 ・LCD-2 
 ・LCD-3 

audio-technica
 ・ATH-CK5
 ・ATH-T22
 ・ATH-PRO5V
 ・ATH-AD700 
 ・ATH-W5000 

beyerdynamic
 ・DT250/80 
 ・DT660 Edition2007
 ・DT770 PRO
 ・DT880 PRO 
 ・DT990 PRO 
 ・DT1350
 ・DTX10
 ・DTX50
 ・T1 

BUFFALO KOKUYO SUPPLY
 ・BSEP02
 ・BSEP03

CREATIVE
 ・EP-480
 ・EP-630 
 ・EP-830
 ・EP-AVNAIR
 ・HQ-1900
 ・HP-AURVN-LV 

DENON
 ・AH-C350
 ・AH-C452
 ・AH-G300
 ・AH-D7000 

Etymotic Research
 ・ hf5 

FISCHERAUDIO
 ・DBA-02

FOSTEX
 ・KOTORI 201
 ・T-7M 
 ・TH900 

GRADO
 ・PS1000
 ・SR60 
 ・SR325i 

HiFiMAN
 ・HE-5LE

KENWOOD
 ・KH-C311

KOSS
 ・SPARKPLUG
 ・KSC75 

M-AUDIO
 ・IE-10 

maxell
 ・HP-CN40

PHIATON
 ・PS500

PHILIPS
 ・SHE8500
 ・SHE9000
 ・SHE9501 
 ・SHE9550
 ・SHE9700 
 ・SHL9500
 ・SBC-HP830
 ・SBC-HP1000 

Pioneer
 ・SE-CL17
 ・SE-CLX50

ROLAND
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