OTAKU-MOTION

レビューは右側のリンクからどうぞ (※たぶん全部新ウインドウで開きます)
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【スピーカーシステム】 DENON SC-CX101 レビュー

DENON/SC-CX101
型式:2WAY/バスレフ
用途:ホーム・リスニング
ツィーター口径:φ25mm
ウーファー口径:φ120mm
再生周波数帯域:45Hz~40,000Hz
質量:Rch:5.2kg+Lch:5.2kg
外形寸法:W157×H257×D234mm
付属品:吸音材・スピーカーケーブル・コルクスペーサー・マニュアル
発売日:2006年5月中旬
購入価格:¥50,000 (ペア)
参考URL:http://denon.jp/products2/sccx101.html

cx101_01.jpg cx101_02.jpg

本レビューで使用したインシュレータはAT6099、3点支持。
出力はPD-D6+A-A6及びPC(uLilith core2/WAVE形式)-USB-SE-U33GXP
購入時期は今年8月頃でいろいろなスピーカーを1時間ほど試聴して購入。
音を聴いて JBLの4318 いいな、と思って値札(ペア30万円)を見て撃沈。
結局5万円と手ごろな値でかつその価格帯で音が好みだったCX101をチョイス。

音はローエンドが弱く、超高域で若干の伸び悩みが感じられるが非常にフラット。
無理に音を出すような窮屈さはなく、ほぼ全ての音を均一に鳴らす。
一聴だけでクロスオーバーが極めて自然で、かつ癖がないことが分かる。
個々の音の解像度にしろ分離の良さにしろなかなか良い。
全体的に艶のある滑らかな聴き心地の良い音。
ヘッドホンでCX101の音を例えるならDENONのAH-D5000やD7000か。
とはいえ、AH-D5000ほどローエンドは出さないし、高域のピークはない。
CX101と比べるとAH-D5000やD7000は明らかなドンシャリ傾向。
だが音の質感の傾向としては同じ音作りを踏襲していると感じられる。

バスドラは膨らんだりせず滑るように鳴り、他音域を邪魔しない節度ある表現。
ドラムは柔らかで丸みのある適度な量感を保ちつつ、決して滲んだりしないし弱すぎない。
シンバルやハイハットはサラサラとした質感で曲中のアクセントになると言うよりも
バックで静かに溶け込むような感じ。一切の刺激がなく優しい音色。
ギターの解像度・鮮やかさは良好だがやや線が細めに感じることがある。
ピアノは程良い透明感と柔らかな音で響きが味わえる聴き心地の良い音。
好みの問題として、響きや艶をより抑えた、元気で張りのある音を望む人もいるだろう。
鮮やかさは上々だがもっと鮮やかさや迫力があっても良いと感じられる。
全体に艶を載せたような音で温かみ・繊細さ・力強さは必要十分。
ボーカル表現は艶っぽく、非常に滑らかで聴いていて自然。
微細音をくっきりと浮き彫るような傾向ではない。厚み・実体感は普通。
個人的には高域はもう少し伸ばして線も太く、鮮やかなほうが好み。
音のキレやスピード感を求める人には向かないだろうが
個々の楽器の滑らかさやボーカルの艶を楽しみたい人には魅力的な機種。
得意ジャンルはクラシック・ジャズ、BGM的に楽しむイージーリスニングなど。
ポップスの明るい音調やロックの力強さやクラブサウンドのアタック感が欲しいなら
ONKYOやFOSTEX、B&Wのスピーカーの方が用途には合うだろう。

使用していて不満を感じてしまうのはローエンドの弱さだが
プリメイン出力側の調整でそれなりに解決できるように思う。
自分はプリメイン側(A-A6)のイコライジングでBASS+4~6/10で程良い具合に感じる。
一概には言えないがTREBLEも+2~4/10の範囲内にして弦音に若干鮮やかさを付加すると
個人的にツボなバランスになることが多い。(モロにD5000似のチューニングになるけども)
ただ、CX101のTREBLE帯は素が既に絶妙なフラットバランスで成り立っているため
安易に上げすぎない、または弄らないのがこの機種には吉、という印象。
上げすぎると迫力がある反面、ギラギラしたキツめの音になり聴いていて疲れやすい。

DENON/SC-CX101
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
4
3
4
4
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
5
3
 解像度  分解能 
---
---
C/P比
5
4
---
---
4
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。

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10/15/ (木) 18:50| 未分類 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 beyerdynamic DT770 PRO レビュー

beyerdynamic/DT770 PRO

型式:密閉/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:---
出力音圧レベル:96dB/mW
インピーダンス:80Ω
再生周波数帯域:5~35,000Hz
質量:270g
備考:---
購入価格:¥19,800
参考URL:http://www.tascam.jp/

dt770pro_01.jpg

購入したのは80Ω版。
他にインピーダンス違いで32Ω、250Ω、600Ωなどが存在する。
ストレートコードとカールコードなどの違いもあるため購入の際は注意が必要。
ちなみに自分はPROの250Ωと同じくカールコードだと思い込み
確認せずにPROの80Ωを購入したら見事なまでのストレートコード(3メートル)だった。

装着感は良好。1~2時間の連続使用は問題ない。
耳を収める空洞部は広く、耳にほとんど干渉しない。
側圧はやや強いがズレにくい。頭頂圧もさほど気にならない。
また、頭を振っても下を向いてもズレ落ちない。

遮音性・音漏れ防止いずれもなかなか良い。空調の音などは5~6割ほど静かになる。
周囲の騒音を遮断するのには必要十分と言ったところ。
音漏れは密閉型にしては普通程度だが音量を絞れば音漏れはそれほど気にならない。

全体の解像度は価格の割りになかなか良い。
音の分離は優秀で音同士が互いに邪魔しにくく、それぞれの音が聴き易い。
音場は密閉にしては広い部類だが前方定位感はそれなり。
定位の明確さはやや良いというレベルで大きな不満はない。

低音寄りのドンシャリ傾向。
全体的にどっしりとした音調で低域は太くやや重い表現。
低音の厚みは十分。ドラムは緩く、全体的にゆったりした鳴り。
ローエンドは問題なく伸びており、ベースラインは不満なく音程が聴き取れる。
(超低域はDT250、990と比較しても量が一番多く、緩く、かつ響きが豊か。)
柔らかな質感とあいまって低音量はかなり多く感じるが音場をそれほど曇らせない。
中・高域の明瞭さは普通~やや良い程度。
アコースティックの解像感はなかなか良い。鮮やかさは普通。
チェロやバイオリンのような弦楽器での温かみや実体感は十分。
音量を上げるとシンバルの刺激が気になる上にボーカルが細く刺さる。
男女ボーカル・コーラスともに明瞭さ・実体感は聴くに十分な水準を持っている。
女性ボーカルは温かみがありバラード調の曲との相性は非常に良いと感じるが
正直、男性ボーカルになると引っ込み具合がかなり気になるし低音の量に負けやすい。
ポップスなどの明るい曲調には合いづらい。軽快さや音の切れの良さに欠ける。
逆にゆったりとしたバラードや落ち着いた弾き語りなどは得手の部類。
ジャズでは金管楽器の鮮やかさにしろシンバルの質感にしろかなりマッチする。
クラブミュージックでは低音の緩さが気になるし高域がやや細いのが気になる。
電子音の表現は悪くないが独特の音の濃さがありこれは好みが分かれる所か。

beyerdynamic/DT770 PRO
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
4
4
4
5
4
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
3
4
3
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
4
4
4
4
3
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
DT250との比較
同じ80Ωだが同音量ではDT250の方が若干音量が大きく感じる。
これは特性からくる音の感じ方や物理的な耳とドライバの距離が原因か。
イヤパッドの質感はDT250の方はごわごわした感じ。DT770は少しツルツルした感じ。
DT250はやや低音寄り。DT770PROはドンシャリ。
解像力・分解能力・音場の広さ・定位の明確さはDT770PROの方がやや上。
DT770PROはボーカル含む一部の音域が顕著に遠くで鳴る癖があるが
DT250は極端に遠いと感じることはなく、すべての音域を均一な距離で鳴らす感じ。
どちらかというとDT250の方が低域に対する高域の弱さから音の篭りっぽさが気になる。
ローエンドはどちらも十分出ているがDT770の方が伸びにしろ量にしろ若干上。
質感はどちらも似ているがDT770の方が少々緩めで穏やかに広がる。
鮮やかさ・キレの表現はDT770PROの方が長ける。ギターの線はDT250の方が太く力強い。
高域の伸びに関してはDT770PROは値段の割りにそこそこ健闘している印象だが、
DT250はハイの落ち込みが少々気になることがあり、ソース次第で物足りない。
ボーカルが前面に出るのはDT250。逆に遠いのはDT770PRO。
ピアノはDT770PROの方がやや硬めの質感と適度の低音で自然で聴き易い。
ロックではDT250の方がギターの厚み・ドラムの迫力の点で聴き応えがある印象。
音場の広さ・全体の明瞭さ・高域の主張が欲しいならDT770PRO。
音の芯の太さ・前面に出るボーカル・刺激の少なさならDT250。
大編成オケを楽しむ場合はDT770PRO、小編成またはボーカルを楽しむ場合はDT250。

DT880PROとの比較
DT770PROは低音寄りのドンシャリ。DT880PROは高音寄りのややドンシャリ。
DT770PROは中域の一部で大きな落ち込みを感じるがDT880PROは比較的フラット。
解像度はDT880PROがやや上で微細な音表現に優れる。
分離はどちらも必要十分なものを持っているし問題ないレベル。
音場の広さはほぼ互角。定位の明確さはDT880の方が上。
遮音性・音漏れ防止性能は言うまでもなく密閉型のDT770PROが良い。
ローエンドは若干だがDT770PROの方が伸び・量は上で、柔らかくやや広がる質感。
ティンパニやドラムの歯切れはDT880PROが良く、DT770は量感でゴリ押す感じ。
反して、DT880PROのドラムは少々スマートにした丸みのある上品な感じ。
弦楽器・金管楽器の鮮明さ・繊細さ・伸びはDT880PROが若干上。
同時にシンバルやチャイムで耳に刺激を感じるのもDT880PRO。
DT770PROはボーカル、特に低めのボーカルでは遠さが少々気になるが
DT880PROは基本的にボーカルが前面に出て、かつ厚み・明瞭さも十分なものがある。
ボーカルのサ行はどちらとも細く刺さるが、聞くに堪えないほどではない。
個々の音の太さが欲しいならDT770PRO、微細な音表現を聞き込みたいならDT880PRO。
DT990を既に持っていて多少でも違うベクトルの機種を聴きたいならDT880PRO。
DT990を既に持っていて比較的近い音傾向の密閉型を聴きたいならDT770PRO。

ATH-W5000との比較
ATH-W5000はフラット。DT770PROはドンシャリ。
解像度・分解能いずれもATH-W5000がワンランク上。
音場の広さ・前方定位感はほぼ互角。定位の明確さはATH-W5000の方が良い。
高域の伸びはATH-W5000が良く、明瞭さ・鮮やかさもATH-W5000が上。
ローエンドはDT770PROの方が量的にやや多く、柔らかく深みのある質感。
ATH-W5000と比べるとやや濁ってぼやついた低音なので好みが分かれるだろう。
キレや躍動感・全体の明瞭さ・透明感はATH-W5000の方がある。
ATH-W5000を聴いた後ではDT770は温かみ・響きが多く全体が滲んで聴こえてしまう。
ハープを弾く音にしろピアノの音にしろ解像度・鮮明さ・実体感でATH-W5000が上。
ボーカルはATH-W5000の方が前面に出る。DT770PROは一歩引いて鳴る。
低音のどっしりした厚み・重みはDT770の方がある。ATH-W5000はあっさり。
どちらかというとATH-W5000の方が硬質でDT770の方が柔らかく温かみのある音。
ギターの実体感や解像描写力はATH-W5000の方が良い。
DT770PROの方は張りのある感じではなく、線太めに柔らかめに緩く描写する。
レンジの広さ・楽器の鮮やかさ・軽快さを重視する場合はATH-W5000、
温かみのある質感や重厚な低音をベースに聴く場合はDT770PRO。

10/09/ (金) 22:24| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【PCスピーカーシステム】 ONKYO GX-D90 レビュー

ONKYO/GX-D90
型式:2WAY/バスレフ/アンプ内臓
用途:PC・リスニング
ツィーター口径:φ20mm
ウーファー口径:φ90mm
インピーダンス:47kΩ以上
再生周波数帯域:48Hz~90,000Hz
質量:Rch:3.2kg+Lch:1.7kg
備考:デジタルIN、ヘッドホンOUT、サブウーファーOUT有
付属品:スピーカーケーブル・マニュアル
発売日:2002年7月15日
購入価格:¥16,200
参考URL:http://www2.jp.onkyo.com/product/products.nsf/pview/GX-D90(Y)

gxd90_1.jpg gxd90_2.jpg

本レビューで使用したインシュレータはAT6099、3点支持。
出力はPD-D6及びPC(uLilith core2/WAVE形式)-USB-SE-U33GXP。
ちなみにSE-U33GXPのレビューはこちら(新窓)。

GX-D90
低音寄り。低音の量がかなり多い上にあまり質が伴っていない。
派手にボワついて中高域に覆いがち。タイトさやキレに欠ける。
ボーカルは普通程度に鳴らすが線はやや細く厚み・力強さもさほど感じない。
高域はあまり伸びず大人しめ。鮮やかさは普通。
低域の主張に対して高域の実体感が弱いのが気になる。
オケを聴くにしても音の分離不足が否めない。なによりバスドラなどの低音が多すぎる。
メーカー側としてはデスクトップスピーカーという位置づけのようだが
PCのアナログ出力でGX-D90単体で使用する場合にはおすすめできない。

GX-D90+SE-U33GXP
やや高音寄りのSE-U33GXPの出力を介することで
低音寄りのバランスをある程度は中和することができる。
それでもやや低音寄りのバランスには変わりない。
SE-U33GXPを介することで一聴して分かるくらいにクリアな音色になる。
低音の濁った感じが軽減され、かつ分離力も向上し全体を見渡しやすくなる傾向。
ONKYOらしい音色。非常にすっきりしていて、悪く言えばあっさりすぎて味気ない。
音の柔らかさや温かみを削いだ解像度を感じやすい傾向。
全体的に見て変な癖があるということもなく線が細すぎたり太すぎたりしない。
ボーカルにしろ楽器にしろすっきりした脚色のない音。
この機種を選ぶ魅力ははっきり言ってないが多くのソースを無難に鳴らしてはくれる。
音の艶や余韻を味わいたい人には向かないし、SE-U33GXPを介さないとイマイチ。
ONKYOのWAVIOブランドとの組み合わせを前提としたスピーカーに思える。

ONKYO/GX-D90
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
3
2
2
2
3
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
2
3
2
 解像度  分解能 
---
---
C/P比
3
2
---
---
2

ONKYO/GX-D90+SE-U33GXP
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
3
3
3
3
3
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
3
3
3
 解像度  分解能 
---
---
C/P比
4
3
---
---
3
5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。

10/07/ (水) 13:31| 未分類 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 beyerdynamic DT990 PRO レビュー

beyerdynamic/DT990 PRO

型式:開放/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:---
出力音圧レベル:96dB/mW
インピーダンス:250Ω
再生周波数帯域:5~35,000Hz
質量:250g
備考:---
購入価格:¥19,000
参考URL:http://www.tascam.jp/

dt990_pro_01.jpg

装着感は良好。1~2時間の連続使用は問題ない。
側圧はやや強いがズレにくい。頭頂圧もさほど気にならない。
側圧を緩めたい場合はヘッドバンド長にゆとりを持たせることで快適になる。
耳に触れるベロア製パッドは最初固めだが使い込むと徐々に柔らかく馴染んでくる。
耳を収める空洞部は広く、耳にほとんど干渉しない。
開放型なので言うまでもなく遮音性・音漏れ防止いずれも悪い。

全体の解像度は特に不満なく良好。価格から見れば上出来だろう。
音の分離に関しては低域の膨らみや高域の広がりが派手という点から
DT880より個々の音の聴き易さが少し落ちる感はあるがさほど問題なし。
音場・定位はDT770よりも癖がなく、若干だがDT880よりも音場の広さに優れる印象。

強ドンシャリ。
全体的にどっしりとした音調で低域は太くやや重い表現。
低音の厚みは十分。ドラムは厚みにしろ量感にしろ開放型とは思えないほど。
ローエンドはそれなりに伸びており、ベースラインは不満なく音程が聴き取れる。
ティンパニはややもたつきバスドラは派手目に柔らかく膨らんで広がるが
とにかく迫力が凄まじい上に音の実体感表現は最高レベルのものを持っている。
楽器の実体感もさることながら、のっぺりした音や薄い音は一切出さない。
低域量は正直過剰と言える範疇でバスドラはかなり後引いてなかなか消えてくれない。
シンバルも同様に後引く上にソースによって刺激を伴うことがある。
アコースティックの解像感は良好。鮮やかさはなかなか良い。
ホルンのような吹奏楽器の芯の太さと雄大で勇ましい表現は非常に巧い。
チェロやバイオリンのような弦楽器での温かみや実体感も良い。
ソースによっては高域をイコライザで大きく持ち上げたときのように
シンバルの質感がざらざらして耳に付いたりボーカルの表面が変に掠れてしまうことがある。
少々演出過剰なところもあるが絶妙なバランスで不思議と不快感を思わせない。
ボーカルの主張は高低域に少々負け気味だがそれほど気にはならない。
(ボーカルの距離としてはDT880と同等~やや遠く、DT770よりも近くで鳴らす傾向)
男女ボーカル・コーラスともに明瞭さ・実体感は十分なものを持っている。
個々の音の線が太く、しかも不満のない解像力水準を持っているため聴き応え十分。
ポップスなどの明るい曲調には合いづらい。軽快さやスピード感に欠ける。
逆にゆったりとしたバラードや落ち着いた弾き語りなどは得手の部類。
電子音の表現は悪くないが独特の音の濃さがありこれは好みが分かれる所か。

beyerdynamic/DT990 PRO
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
3
4
5
5
4
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
3
4
2
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
4
5
4
4
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
SR325iとの比較
どちらもドンシャリ。
解像度・分解能はどちらも同等。音場はDT990の方が一回りは広い印象。
低域の厚み・重みはほぼ互角。ローエンドはDT990の方が伸びる。
ドラムの質感はSR325iの方がやや硬く、弾力性のある感じ。
対してDT990は柔らかな質感で鈍くどっしりと沈む。
高域の鮮やかさはどちらも高水準だがSR325iの方が明瞭。
金属系の楽器ではSR325iの方が硬質で芯が太く張りがある表現。
音の迫力や実体感はどちらも素晴らしいがDT990の方が上に感じることが多い。
バスドラやシンバルの余韻を味わいたいならDT990の方が用途は合うだろう。
相対的に見てボーカルが前面に出て、かつ明瞭なのはSR325i。
ボーカルに癖がないのもSR325i。コーラスの柔らかさ・心地よさはDT990の方がある。
アコギのような弦楽器ではSR325iは線が太く少々硬すぎか。
DT990の方が細かい描写が出来ているし、弦の滑らかさ・柔軟さを持っている。
力強いボーカルや明るいポップスやロックを聴く場合はSR325i。
クラやジャズを聴く場合やSR325iの音が硬すぎたり繊細さ不足に感じるならDT990。

PS1000との比較
どちらもドンシャリだがDT990PROの方が一回り派手。
DT990PROは質感は普通~柔らかめだがPS1000はニュートラル~やや硬質寄り。
音場の広さ・全体の明瞭さ・制動・歪みの少なさなど基本性能面はPS1000の方が上。
金管楽器に柔らかめでかつ温かみがあり音の広がりが豊かなのはDT990PRO。
PS1000は金属的で明るく芯の通った硬質な鳴り。
ギターの解像感が強調されるのはDT990PROだが高域が派手で聴き疲れしやすいのもDT990PRO。
PS1000も高域の量は多めだがDT990PROに比べれば鋭いピークは控えめで大人しい。
ボーカルは温かみ・厚みが欲しいならDT990PRO、冷静さ・明瞭さ重視ならPS1000が良い。
コーラスはクリアさを求めるならPS1000だが柔らかさ・適度な融合感が欲しいならDT990PROが良い。
楽器の繊細さ・温かみ・音の響きの多さは基本的にDT990PROの方が感じられる。
金属音の芯のある重鎮さはPS1000が良い。DT990PROも悪くないが耳にキツいことが多々ある。
電子音表現は篭りの少なさ・質感・明瞭さの点でPS1000の方が良い。
DT990PROは電子音が温かみと柔らかさのある質感が合わないことが多いし響きの多さが気になる。
使い分けるなら基本的にPS1000、温かみ・柔らかな質感が欲しい場合はDT990PRO。
クラシック・ジャズのみならばDT990PROでも十分に迫力のある音が楽しめるが、
ポップス・打ち込みサウンドなどジャンル問わず幅広く聴きたいという場合はPS1000が良い。
10/03/ (土) 21:08| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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nr0113

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《ヘッドホンレビュー》
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 ・SR325i 

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KOSS
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PHIATON
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 ・SBC-HP1000 

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 ・MDR-EX1000 

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