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【カナル型ヘッドホン】 BUFFALO KOKUYO SUPPLY BSEP02 レビュー

BUFFALO KOKUYO SUPPLY/BSEP02
型式:カナル・密閉ダイナミック型
用途:ポータブル・リスニング
ドライバー口径:----
出力音圧レベル:103dB±3dB/mW
インピーダンス:18Ω±10%
再生周波数帯域:20~20,000Hz
質量:2.5g
備考:イヤーピース(3種)・イヤフォンホルダー・延長コード(1m)・マニュアル付属
発売日:2007年9月27日
購入価格:¥3,480
参考URL:http://buffalo-kokuyo.jp/products/catalog/multimedia/bsep02/

bsep02nm.jpg

装着感は普通。
機体が小型のため耳の奥まで入れることが出来る。
音の出の位置としては普通のカナル以上三段フランジ未満。
機体に繋ぎ目があるがそこから音は漏れず、他に音抜けの孔も無い。
音漏れ防止・遮音性に関しては普通のカナルと比較すると優秀な部類。

解像度は値段なり。分解能は価格水準並だがやや甘い部分がある。
音場はやや狭め。ただ密閉型のカナルとして言えばほぼ水準並。

音のバランスはややドンシャリ。刺激は少なめでマイルドな傾向。
音の芯はやや細く柔らかめ。上擦るような癖はなく耳にあまり痛くない表現。
耳の奥に入れて、しかも密閉型のためか低域・超低域は量感豊か。
このおかげで音場がスカスカにならず、かといって他音域を邪魔しない。
低域の吹奏楽器は派手すぎない自然な迫力がある。
ただ低音部のキレや伸びはいまいちでDJライクなノリの良さに欠ける。
ボーカルは若干奥まり、音量を上げると擦れが若干気になる。
混声合唱は柔らかさがありなかなか良い。
基本的にゆったりとしたボーカル向け。力強いボーカルにはあまり合わない。
イージーリスニングは音場がこじんまりとはしているが違和感も少なくすんなり聴ける。
エレクトロニカの表現は超低域の柔らかさと遮音性の高さに助けられて非常に聴き易い。
ジャズでは金管楽器の力強さや鮮やかさ、ポップスを聴くには個々の音の明瞭さが欲しかった。

BUFFALO KOKUYO SUPPLY/BSEP02
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
2
2
3
3
3
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
3
2
 解像度  分解能  音場表現 
携帯性
C/P比
3
3
2
5
3
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
BSEP03との比較
どちらもドンシャリ傾向だがBSEP02の方がややマイルド。
音漏れ防止は同程度。遮音性はBSEP02の方が若干だが優秀。
相違点を分かり易く誇張気味に挙げておくと

BSEP03
 ・量販店で2,980円。
 ・装着中、耳から機体が大きくはみ出す。
 ・低音に厚みがありタイト、力強さがある。
 ・音は全体的に明瞭。しっかりとした力強い男性ボーカル向け。
 ・得意ジャンルはポップス、ロック、ダンスミュージックやヒップホップ。

BSEP02
 ・量販店で3,480円。
 ・装着中、機体は耳の中に隠れる。コードの付け根だけが出ている状態。
 ・低域はややタイト。BSEP02ほどではないが低域音は結構な量感がある。
 ・音は全体的に若干ぼやける。柔らかで繊細寄りの女性ボーカル向け。
 ・得意ジャンルはクラシック、イージーリスニング、エレクトロニカ。

SHE9501との比較
どちらもU字コードで長さもほぼ同じ。
解像度・分解能はSHE9501、音漏れ防止・遮音性はBSEP02が上。
音はどちらも全体的にぼやけた感じだがBSEP02の方が明瞭。
ボーカルはどちらも柔らかい表現だが癖が少ないのはSHE9501の方。
双方とも得意ジャンルはクラシカルやニューエイジのようなゆったりとした曲。
聴き疲れのしにくさではSHE9501が上。BSEP02は地味にドンシャリで聴き疲れする。
イージーリスニングを聴くなら楽器音に柔らかさのあるSHE9501が良く感じるが
エレクトロニカを聴くなら遮音性と程よい低音の強調のあるBSEP02の方が良い。

08/21/ (木) 15:50| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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