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トップヘッドホン関係【オーバーヘッド型ヘッドホン】 Creative HP-AURVN-LV レビュー

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 Creative HP-AURVN-LV レビュー

Creative/HP-AURVN-LV
型式:密閉/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:φ40mm
出力音圧レベル:103dB/mW
インピーダンス:40Ω
再生周波数帯域:10~30,000Hz
質量:210g
備考:キャリングポーチ付属
購入価格:¥14,800
参考URL:http://jp.creative.com/

aurvana_live_00.jpg aurvana live!

装着感はやや良い。
ただ、耳の小さい人は良好だが大きい人ではイマイチかと思われる。
側圧はやや弱め。締め付けるような痛みは無い。下を向いてもズレは少ない。
長時間付けていると蒸れる上、耳を押しつぶすためじわじわと痛くなってくる。
密閉型だが遮音性はいまいち。電車内では周りの雑音が気になる。
正直、電車内で静かなクラシックなどを聴くには心もとない遮音性。
音漏れ防止はやや悪い程度。小~中音量で注意して聞く必要がある。

解像度・分解能は優秀。特に不満は無い。
音場の広さ自体は大したことはないがポータブル用と割り切れば悪くない。
定位はなかなか明確、それなりに奥行きも感じられる。

音はややドンシャリ。質は全体的に柔らかく軽め。
篭りは感じにくく明瞭。音の輪郭はくっきりと描写する。
低域はやや膨らみ、他音域を僅かに覆うが問題ないレベル。
厚みは薄めだが、乾いたような安っぽさを感じさせない上品な音。
それでいて耳にまとわりつく くどさ はなく、癖なく聴ける。
低音楽器は音場全体に広がり、すぐにスッと引いて消えていく。
ただ音の重みが少なくあっさりしすぎる部分もあり、やや聴き応えに欠ける。
高域は鮮やかで迫力もあるが派手すぎると感じることが多少ある。
金管楽器の音は芯は気持ち太めで聴き応えがあり好印象。
アコースティック演奏は高い解像度で一つ一つの描写を味わえる。
ボーカルは明瞭でなかなか艶っぽさを感じられるし、並み以上の表現はできている。
ただ、力強いボーカルとはいまいち合わないし擦れが気になる部分がある。
コーラスの表現は包み込まれるような心地よさとまではいかないがなかなか良いだろう。
音に関して大きな不満はなくコストパフォーマンスの高さを感じさせる。

Creative/HP-AURVN-LV
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
4
4
4
4
4
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
4
3
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
4
3
4
5
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
RH-300との比較
どちらも弱ドンシャリ、RH-300は低音の量感多め。
細かく見ればHP-AURVN-LVの方がフラット。
装着感は耳をすっぽり覆うRH-300が良い。
解像度・分解能・空間表現はHP-AURVN-LVがやや上。
RH-300は芯の通ったやや硬めの音だがHP-AURVN-LVは柔らかく滑らかな音。
低域表現はHP-AURVN-LVはあっさりしており聴き易さ重視という印象。
RH-300の低音は芯が太く、重みがありタイトで力強いため聴き応えがある。
生楽器全般の音を聴くならHP-AURVN-LVの方が柔らかさ・温かさをより感じられる。
さほど気にするレベルではないがRH-300は芯が抜け切れずやや硬めの音。
その分、DTMのようなデジタルサウンドを主体で聴くならばRH-300の方が良い。

DT250/80との比較
どちらもややドンシャリ傾向だがDT250の方がフラット寄り。
装着感は耳をすっぽり覆うDT250が良く耳も蒸れにくい。
解像度は細かく見ればHP-AURVN-LVがやや上、特に高域音の差は顕著。
ボーカルソースではHP-AURVN-LVは音場の狭さのせいで若干窮屈に感じる。
一方でDT250は密閉型の窮屈さを思わせない音場の広さ・奥行きがある。
HP-AURVN-LVは繊細で柔らかな音で非常にあっさりとした鳴り。
その音の芯を太く、重みを付加して存在感のある音を鳴らすのがDT250。
使い分けるなら音の明るさや高域音の鮮やかさをとるならHP-AURVN-LV、
どっしりと腰を据えた温かみのある音を聴きたいならDT250。

DT1350との比較
どちらもややドンシャリだがDT1350の方が低音寄り。
解像度・分解能いずれも近いものがある。音場はHP-AURVN-LVの方が広く明確。
音の質的にはHP-AURVN-LVの方が柔らか且つしなやかな鳴り方。
DT1350の方が硬質かつニュートラルで色づけが少ない傾向。
温かみはどちらも過剰ではなく同程度。ローエンドの伸び・低音の量感はDT1350の方がある。
HP-AURVN-LVは低音に余裕があまりなく詰まったような鳴りをするが
DT1350はHP-AURVN-LVに比べればしっかりとローエンドまで鳴らす印象。
低音の力強さ・芯の太さはDT1350がある。HP-AURVN-LVは柔らかで上品。
金管楽器の質感はどちらも良いが鮮やかさはHP-AURVN-LVが上。
ピアノは艶やかさ・心地よさ・滑らかさならHP-AURVN-LVが良いが、
オルガンやチェロのどっしりした響き・重厚さ・実体感が欲しいならDT1350が良い。
ギターの音の鮮やかさ・線の太さ・解像度・明瞭さはほぼ互角。
しなやかさ・繊細さはHP-AURVN-LVの方があり、DT1350は芯の通った張りのある質感。
音場の広さ・心地よさ・繊細さ・音の滑らかさを重視する場合はHP-AURVN-LV。
低域の再生能力・力強い鳴り・ニュートラルな音傾向を重視するならDT1350。

SBC-HP1000との比較
HP1000はセミオープン型。どちらもややドンシャリ傾向。
装着感は耳を綺麗に覆うHP1000が良いが本体の重さが少し気になる。
解像度はHP-AURVN-LVが上。HP1000は輪郭が僅かにぼやけて明瞭さに劣る。
音の分離はほぼ同等、どちらも問題ないレベル。音場の広さはHP1000がワンランク上。
HP1000と比べるとHP-AURVN-LVの音場には物足りなさを感じる。
得意ジャンルはどちらもクラシック、イージーリスニングなどの生楽器系。
心地よく音楽を聴けるという意味ではHP1000の方が性能は良いように感じるが
HP-AURVN-LVはHP1000ほど聴くジャンルを選ばないし幅広い用途に使える。

KOTORI 201との比較
パッと見て認識できる機体の違いはハウジング形状のみ。
KOTORI 201のハウジングは卵型、HP-AURVN-LVは直線と曲線から成る競技場にあるようなトラック型。
装着感・遮音性・音漏れ防止・ケーブルの取り回しなどほとんど同じ。
音質についても使い分けるほどの差はなくほんの好み程度の差という印象。
誇張気味に比較するならば解像度・分解能いずれもフラット目のKOTORI 201が僅かに上に感じる。
HP-AURVN-LVは艶やかさ・滑らかな感じが強いがKOTORI 201は薄い味付けであっさり目。
HP-AURVN-LVはDENONのようなやや低音寄りかつ高域の鮮やかさを狙ったチューニングで、
KOTORI 201はFOSTEX T-7Mのような色付けが薄めのあっさりした傾向というところか。
コストパフォーマンスで選ぶならHP-AURVN-LV、デザイン重視で選ぶならKOTORI 201。
09/25/ (木) 21:05| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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