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トップヘッドホン関係【オーバーヘッド型ヘッドホン】 beyerdynamic DT250/80 レビュー

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 beyerdynamic DT250/80 レビュー

beyerdynamic/DT250/80

型式:密閉/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:φ40mm
出力音圧レベル:100dB/mW
インピーダンス:80Ω
再生周波数帯域:10~30,000Hz
質量:240g
備考:着脱式コード
購入価格:¥26,880
参考URL:http://www.tascam.jp/

dt250_1.jpg dt250_2.jpg
装着感は良好。1~2時間の連続使用は問題ない。
耳を僅かに押しつぶす感覚があるがほとんど気にはならない。
耳を収める空洞は必要最小限の広さ。側圧はやや強い。下を向いてもズレ落ちない。
ヘッドバンド部は固めのごわごわした厚めのクッション。
耳に触れるベロア製パッドは開封時は固めだが使い込むと徐々に柔らかく馴染んでくる。
ヘッドバンド長の調整機構は細かくズラして調節する必要がある。
調整は面倒だが一度調整すればふとした調子でズレることはなく安定感がある。
ケーブルは着脱式。小型マイナスドライバー(φ約2mm)があればネジで固定することも可能。
型番の /80 は80Ωの意味。もうひとつ /250 の250Ω版が販売されている。

遮音性は密閉型ほぼ水準並。空調の音などは5~6割ほど静かになる。
周囲の騒音を遮断するのには必要十分と言ったところ。
音漏れは密閉型にしてはやや多め。これはイヤパッドのせいだろう。
ただ音量を絞れば音漏れはそれほど気にならない。

解像度は特筆するほど高くないが不満はそれほど感じない。
音の分離は優秀で音同士が互いに邪魔しにくく、それぞれの音が聴き易い。
音場は密閉にしてはやや広め。僅かに遠くで音を鳴らすため奥行きはある。
音像がぼやけ気味ながらも定位はなかなか明確。

音はおおよそフラット。だが細かく言えばやや低音寄り。
全体的に重厚でどっしりとした音調。まず低域の太く重い表現に目が行く。
低音は重く、やや締まりに欠けていて緩い。音場に深くずっしりと沈む。
かといって量は過剰ではなく存在感がありながらも音場をそれほど曇らせない。
個性的な低域表現ながら中・高域の明瞭さはなかなかのもの。
アコースティックの解像感はやや落ちるが厚みある心地よい鳴りで耳を疲れさせない。
音の輪郭をむやみに浮き彫りにせず音場に溶け込ませる柔らかさを感じる。
ホルンのような吹奏楽器の芯の太さと雄大で勇ましい表現力は素晴らしい。
チェロやバイオリンのような弦楽器での温かみや実体感も良い。
ボーカルが痛く刺さったり上擦るキツさを感じることはない。
男女ボーカルとも癖なく鳴らすしコーラスでは心地よさが感じられる。
ポップスなどの明るい曲調には合いづらい。軽快さやノリの良さに欠ける。
逆にゆったりとしたバラードや落ち着いた弾き語りなどは得手の部類。
ロックはかなり得意。メタルやメロコアなどでも持ち前の良さを十分に発揮してくれる。
電子音の表現は悪くないが独特の音の濃さがありこれは好みが分かれる所か。
エレクトロニカでは明瞭さ不足に感じる上に音の質感が合わないことが多い。
低域の重厚さ、中域の落ち着き、高域の鮮やかさを巧く組み合わせた機種。

beyerdynamic/DT250/80
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
4
5
4
5
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
2
4
3
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
4
4
4
4
3
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
HP-AURVN-LVとの比較
どちらもややドンシャリ傾向だがDT250の方がフラット寄り。
装着感は耳をすっぽり覆うDT250が良く耳も蒸れにくい。
解像度は細かく見ればHP-AURVN-LVがやや上、特に高域音の差は顕著。
ボーカルソースではHP-AURVN-LVは音場の狭さのせいで若干窮屈に感じる。
一方でDT250は密閉型の窮屈さを思わせない音場の広さ・奥行きがある。
HP-AURVN-LVは繊細で柔らかな音で非常にあっさりとした鳴り。
その音の芯を太く、重みを付加して存在感のある音を鳴らすのがDT250。
使い分けるなら音の明るさや高域音の鮮やかさをとるならHP-AURVN-LV、
どっしりと腰を据えた温かみのある音を聴きたいならDT250。

RH-300との比較
どちらもおおよそフラット。
装着感はどちらも良好な部類だが蒸れにくいDT250にやや分がある印象。
微々たる差だがイヤパッド内の深さも1~2mmほどDT250の方が深く耳をすっぽり覆う。
解像度・分解能・音場表現はどちらも近いものを持っているがDT250の方が若干上。
細かく見るとDT250の方がより広いレンジで安定した解像度を持っている。
音の分離もRH-300ではボーカルソースやオーケストラでは手狭で聴きにくさを感じるが
DT250は個々の楽器音、ボーカルやコーラスまで巧く分離していて聴き易い。
音場に関してもDT250に比べてRH-300は分離の甘さで音場がやや窮屈。
個々の音が明瞭なのはRH-300。輪郭はぼやけにくく音を拾い易い。
生楽器やボーカルの温かみ・繊細さ・柔らかさではDT250が上。
バイオリンにしろドラムにしろ細かい一つ一つの表現でDT250が勝っている。
なによりDT250では音の迫真性が伝わってくるし存在感がある。
RH-300では造られたような音の硬さでどうしてもモニター調という感が否めない。
その分、エレクトロニカやDTMの無機的な音の質感がマッチするのはRH-300。
ボーカルは癖の少なさ、温かみなど表現はDT250の方が巧い。
使い分けるならDT250はクラシック・ジャズ・ロックなどの生楽器全般。
音の温かみや柔らかさを嫌う時や打ち込みサウンドを主体で聴く時はRH-300。

DT770PROとの比較
同じ80Ωだが同音量ではDT250の方が若干音量が大きく感じる。
これは特性からくる音の感じ方や物理的な耳とドライバの距離が原因か。
イヤパッドの質感はDT250の方はごわごわした感じ。DT770は少しツルツルした感じ。
DT250はやや低音寄り。DT770PROはドンシャリ。
解像力・分解能力・音場の広さ・定位の明確さはDT770PROの方がやや上。
DT770PROはボーカル含む一部の音域が顕著に遠くで鳴る癖があるが
DT250は極端に遠いと感じることはなく、すべての音域を均一な距離で鳴らす感じ。
どちらかというとDT250の方が低域に対する高域の弱さから音の篭りっぽさが気になる。
ローエンドはどちらも十分出ているがDT770の方が伸びにしろ量にしろ若干上。
質感はどちらも似ているがDT770の方が少々緩めで穏やかに広がる。
鮮やかさ・キレの表現はDT770PROの方が長ける。ギターの線はDT250の方が太く力強い。
高域の伸びに関してはDT770PROは値段の割りにそこそこ健闘している印象だが、
DT250はハイの落ち込みが少々気になることがあり、ソース次第で物足りない。
ボーカルが前面に出るのはDT250。逆に遠いのはDT770PRO。
ピアノはDT770PROの方がやや硬めの質感と適度の低音で自然で聴き易い。
ロックではDT250の方がギターの厚み・ドラムの迫力の点で聴き応えがある印象。
音場の広さ・全体の明瞭さ・高域の主張が欲しいならDT770PRO。
音の芯の太さ・前面に出るボーカル・刺激の少なさならDT250。
大編成オケを楽しむ場合はDT770PRO、小編成またはボーカルを楽しむ場合はDT250。

DT1350との比較
どちらもやや低音寄りだがDT1350の方がドンシャリ。
全体的な明瞭さはDT1350がやや上。
音場はDT250/80の方が広く全体を見渡しやすく、聴き疲れしにくい。
音の質感はDT250/80の方がやや柔らかく響きがあり、DT1350はやや硬質。
低域はDT1350の方がタイトでソースによってはブーミーさがある。
DT250/80はそれほど締まりはなく、柔らかくぼやけ気味。量・厚みは双方とも近い。
高域の伸び自体はどちらもやや頭打ちだが量自体はDT1350の方が多く目立つ。
金管楽器・弦楽器の鮮やかさはDT1350がある。ふくよかさはDT250/80の方がある。
ボーカルは埋もれずどちらも前面に出る。クリアで力強いボーカルはDT1350が楽しめるが
ボーカルの温かみ・癖の少なさ・過剰な前面での主張を避けたいならDT250/80の方が良い。
声質の厚み・温かみはDT250/80の方があり、明瞭さ・ピーキーさはDT1350に分がある。
打ち込み系はDT1350の方が良い。DT250/80よりも高域のシャープ・やや硬めの質感が合う。
長時間のリスニング・音に温かみが欲しいとき・高域の刺激を嫌う場合はDT250/80。

PS500との比較
DT250/80はやや低音寄り。PS500は低音寄りのドンシャリ。
DT250/80は大人しい鳴りだがPS500は刺激を伴う迫力ある音を鳴らす。
どちらも重く、沈んだ暗さを感じさせる音調。
装着感はPS500の方が耳をすっぽり覆うため良いが蒸れやすい。
側圧はDT250/80の方が強いがPS500の方が側圧が緩いわりにズレにくい。
また、DT250/80は片だしのカールコードのせいで下に引っ張られる重さを感じる。
解像度・分解能はPS500がやや上。音場はPS500の方が若干だが広く前方定位感もある。
定位の明確さ・個々の音の明瞭さはPS500の方がやや良い。
低域の伸び・量感・実体感いずれもPS500の方があるがソースによっては過多。
ボーカルは冷静さ・癖のなさ・全く埋もれず主張するという点でDT250/80の圧勝。
PS500は明瞭さ・実体感は負けていないがサ行が細く刺さるし、多少ザラつくような質感がある。
ハイエンドの伸びはどちらもいまひとつだがあえて比べるならPS500が上。
シンバルや一部高域が荒っぽく刺激があるのはPS500。金属音の重鎮さはPS500の方がある。
アコギの明瞭さはどちらもそれなり。音線が太くのっぺりした感じ。
ピアノのアタック感はPS500がやや上。明瞭さ・実体感はほぼ互角。
打ち込みサウンドではPS500の方が明瞭さ・低域の厚み・高域のキレなどが合う。
スピード感はどちらも悪いがそれでもDT250/80に比べればPS500の方がまだマシ。
使い分けるなら刺激を求めない場合やボーカルを重視する場合はDT250/80。
PS500を使うのは低音の量がとにかく欲しい時、迫力重視で聴きたい時、打ち込み音を聴く時。

10/13/ (月) 08:37| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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