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トップヘッドホン関係【オーバーヘッド型ヘッドホン】 STAX SR-007A レビュー

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 STAX SR-007A レビュー

STAX/SR-007A
型式:開放/静電
用途:ホーム・リスニング
出力音圧レベル:100dB/mW
インピーダンス:170kΩ
再生周波数帯域:6~41,000Hz
質量:365g
備考:本体収納用ハードケース付属
購入価格:¥169,800
参考URL:http://www.stax.co.jp/Japan/sr-007a.html

sr007a_01.jpg
装着感や造りについては個人的に少々不満があるものの
機構をきちんと理解して丁寧に装着すれば十分快適に使えると思う。以下詳細。
厳しく見れば本体重量などにやや不満が残るが使用を躊躇うほどではない。
装着は自動調整機構でバンドを支えるゴムは安っぽく耐久性が心許ない。
専用ヘッドホンスタンドなどを使用するとすぐにヘタってしまう懸念あり。
側圧は緩めだがゴムによる自動調節のため常に耳を上方を引っ張られる状態になる。
そのせいで装着位置に注意しないと耳たぶがパッドに押し上げられ痛くなりがち。
下を向くと本体の重みでややズレる。頭頂圧はそれほど気にならない。
イヤパッド内径が広くかつ奥行き深いため耳はほぼフリーになる。
耳周りはやや蒸れ易いが合皮パッドに比べると蒸れにくい方か。
外側のハウジングとイヤパッドがくるくると回転する造り。固定不可。
ふとした調子に回転してしまうため、事あるごとに調整する必要がある。

使用したドライバはSRM-007tA。
解像度・分解能ともに非常に優秀。余裕のある広いレンジ感を持つ。
特に個々の音分離が素晴らしい。再生全域の音を埋もれず描写する。
分離しすぎず適度な融合感がある。音が散漫すぎたりしない。
ソースに含まれる僅かな音の振動・響きまでも捉えることができる。
それに加えて、音場は広大なスケールと定位の明確さを持っている。
HD650、DT990などと比較しても明らかにワンランク上の音場表現。
左右の広がり・奥行き表現・前方定位感いずれもかなりある。

周波数的に緩やかな波を感じるが聴覚上かなりフラット。
ローエンドは豊かな量感があり、伸びは非常に良い。
ドラムやティンパニは柔らな質感ながら力強さ・量感は十分感じ取れる。
ベースは滑らかかつ制動があり深く沈んで鳴る。一部でボンついたり誇張しない。
他楽器同士が一切邪魔しない。それでいて個々の音の広がりが豊か。
楽器の響きの余韻は柔らかいが、輪郭ははっきり捉えている。
過剰な強調感や艶で音を誤魔化さない。純朴で癖がない自然な描写。
ボーカルは厚み・明瞭さ・癖のなさいずれも不満はない。
密閉型では得られ難い、どこまでも伸びやかに歌うボーカルを楽しめる。
特に多重コーラスは空間が音で満たされる感覚が心地よく、そして美しい。
繊細さ・滑らかさ・楽器の実体感いずれもかなり良い。音の刺激は皆無。
高域の鮮やかさはなかなか良い。非常にしなやかで繊細。
高域に演出を狙った派手なピークはなく大人しく感じるが解像度は高い。
金属楽器の重鎮さ・鋭さ・力強さはほぼ不満のない表現水準に思うが
そのような表現に特化した一部ダイナミック型などにはやや劣る印象。
また、エレクトロなどの電子音系では温かみを排除した硬質さだったり、
エッジの強調感・勢いのある力強さなどの要素が欲しかったところか。
ただ、これらは静電型ということを考えればほんの些細な不満と言える。
楽器の表現力は純粋に素晴らしく、長時間聴いてもほとんど疲れないため
演奏時間の長いクラシックなどを好む人には魅力的な機種だろう。

STAX/SR-007A
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
4
4
5
5
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
5
2
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
5
5
5
---
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
HE-5LEとの比較
それなりに似た音傾向だがHE-5LEの方が低音寄り。
SR-007Aも低域に小さなピークを感じるがHE-5LEに比べると緩やかで自然な感じ。
ローエンドはHE-5LEの方が豊潤と言って相違なく、量的にしっかり出る。
SR-007Aに比べるとHE-5LEは若干音が濃いとか暗めの音調に感じやすい。
低域は基本的にHE-5LEの方が量感・厚み・実体感がある。
全体の明瞭さ・透明感・軽やかさ・繊細さはSR-007Aがやや上。
双方、繊細で柔らかな質感を持った音。解像度・分解能に一聴で大差は感じないが
聞き込むとSR-007Aの方が音の僅かな振動や微細音をしっかりと捉えているのが分かる。
音場はSR-007Aの方が一回り以上広い。前方定位はSR-007Aの方がある。
ハウジングの形状が近いせいか音の広がり・定位の仕方がかなり似ている。
高域の描写力はどちらも良いがはHE-5LEの方がほんの僅かに硬く芯の通った感じ。
ボーカルの質感はやや柔らかいが存在感があり分離はどちらも非常に良い。
双方とも声の輪郭を浮き彫るような傾向ではなく、空間に溶ける様な柔らかな質感。
声の透明感はSR-007Aの方があるが、厚みはHE-5LEの方がやや感じられる。
HE-5LEの方が低域が一層ほど多く、SR-007Aに比べ高域の主張もあるため多少聴き疲れする。
得意ジャンルはほとんど同じだが、多少でもノリのよさが欲しいならHE-5LEが無難。
音場の見渡しやすさを重視するとかクラシックしか聴かないという人はSR-007Aが良い。
SR-007Aの音が薄く感じるとか聴き応えに欠けるという場合はHE-5LEが良いだろう。
HE-5LEのローエンドが濃すぎるとか温かみが過剰に感じられるという場合はSR-007A。

LCD-2との比較
装着感は下を向くと少しズレる点を除けばSR-007Aの方が軽量で快適。
側圧はほぼ同じ。頭頂圧はどちらも気にならないし耳にストレスはかからない。
SR-007Aに比べるとLCD-2の本体重量はかなり重いのが欠点。
音は双方ともかなりフラット。どちらも基本性能はほぼ比肩している印象。
SR-007Aの方が透明感があり繊細だがLCD-2に比べて実体感・音の厚みはやや薄い。
LCD-2の方が全体的に音の厚み・力強さ・実体感があるが静電型のような透明感は無い。
LCD-2はローエンドの量感があるため、SR-007Aよりやや暗く深みのある音調。
ローエンド表現はどちらも見事。余裕のある鳴り方で詰まったような鳴りをしない。
SR-007Aは音が空気中に溶けて耳を撫でるような印象だが
LCD-2はダイナミック型らしい押し出す力の強い存在感のある音。
金管楽器の鮮やかさは互角。軽やかさはSR-007A、ふくよかさはLCD-2の方がある。
ボーカルは癖の無さにしろ表現力にしろどちらも素晴らしく甲乙付けられないレベルだが
個人的な好みを言えばSR-007Aよりも腰を据えた印象のLCD-2の方に魅力を感じる。
弦楽器の表現はほぼ同等。芯の太さ・繊細さ・鮮やかさもほぼ互角。
個人的な感覚だがSR-007Aの方が楽器音の背景に澄んだ空気感を感じられ、
LCD-2の方は響きがやや多く、ホール内にいるような空気の厚い層を感じられる。
音の繊細さ・柔らかさ・透明感のある響きを求めるならSR-007A。
音の迫力・重厚さ・密度感・響きの豊かさを求めるならLCD-2。
12/30/ (水) 22:14| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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