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トップヘッドホン関係【オーバーヘッド型ヘッドホン】 beyerdynamic T1 レビュー

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 beyerdynamic T1 レビュー

beyerdynamic/T1
型式:セミオープン/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:φ50mm(自己計測)
出力音圧レベル:102dB/mW
インピーダンス:600Ω
再生周波数帯域:5~50,000Hz
質量:350g
備考:専用キャリングケース付属
購入価格:¥128,000
参考URL:http://www.tascam.jp/

beyer_t1.jpg
装着感は良好。1時間程度の使用は全く問題ない。
程よいホールド感があり、側圧は強すぎず弱すぎない。
DT770/880/990では装着位置によっては耳の先端が当たったりしたが
T1のハウジング内部は一回り広く、装着時には耳が完全にフリーになる。
ハウジング内側に張り巡らされた保護フィルムのようなものがあるが
ふとした拍子に破れたり、経年劣化でボロボロになりそうで少し不安が残る。
イヤパッドは従来どおりbeyerのベロアパッドで通気性があり蒸れにくい。
本体は結構な重みがあり、下を向くと重量で僅かにズレる。
ケーブルは両出しでこちらも下に引っ張られる重みがある。
ケーブル上の記載に従えば独のSOMMER CABLE社製のものだが
指を這わせるとところどころゴツゴツとしていてあまり高級感がない。
とは言え実用には何ら問題ないし、タッチノイズは皆無。
600Ωとかなり高めのインピーダンス設定だがクラシック録音などを除けば
ポータブル機器でも聴くに不自由ない音量は取れるように思う。
装着感に関して不満を言えばもう少し軽量さが欲しかったところか。

使用アンプはA1で評価すべきだろうが、他機種の既存レビューどおり
手持ちの様々な機器に繋いで鳴る音から得られた感想を共通項で括って評価する。

解像度・分解能いずれも非常に高いものを持っている。
また、音量を上げてもバランスが全く破綻しない。
制動力の高さ・歪みの少なさに優れる。
音場の広さはHD800やSR007Aに比べるとやや狭いと感じるが
ヘッドホンの平均値で見れば十分な広さを持っている。
定位表現は癖がなく把握しやすい上に明確さはかなり良い。

かなりフラット。
ローエンドは綺麗に伸びており量は必要量というところ。
ベースの厚みは普通。前面に出すような強調感はなく自然な鳴り。
ドラムスの芯はさほど太くないが厚みは十分。やや柔らかく響きのある音。
ソース上で過剰に主張しないし浮き彫らないが重みがあって存在感がある。
高域は伸び・鮮やかさどちらも良い。耳には全く刺さらないし、上擦らない。
金管楽器にしろ弦楽器にしろ芯の通った力強さと繊細さを持った音を鳴らすが
低域同様に誇張したような音の肉付けはなく素直な表現をする。
チャイムのような金属質を弾く音の重鎮さ・明瞭さ・歪みの無さは非常に良い。
ピアノは明るすぎない中庸の質感で響きもくどくなく、聴き易いバランス。
バイオリン・チェロは厚みがあり滑らか。実体感はかなりある。
ボーカルは厚み・明瞭さは十分ある。艶・柔らかさは適度。
ごく一部のソースでサ行のキツさやハイトーンのかすれがある。
DJソースではキックの厚みが物足りないし多少大味でも芯の太さが欲しかったところ。
得意ジャンルをあえて挙げればジャズ。解像度・明確な定位はもちろん
楽器の見事な実体感・繊細さと力強さを持った音の存在感に圧倒される。
そういう部分では非常にbeyerdynamicらしい魅力を包括した音だと言える。

beyerdynamic/T1
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
5
4
5
5
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
5
5
3
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
5
5
5
---
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
DT880PROとの比較
音バランスはそれなりに似ているがT1の方が癖がなくフラット。
解像度・分解能・音場表現いずれもT1が上。
全体の明瞭さ・低域の存在感・高域の微細音描写いずれもT1が良い。
DT880PROにあった低域の緩さ・質感からくる篭りっぽさは皆無。
低音からローエンドにかけての量感に大きな差はないが
T1の方がやや透明感があり、また低音の解像感が強く見渡しやすい。
ドラムのキレ・押しの強さ・制動力の高さ・スピード感・低歪感でT1が勝っている。
低音の芯の太さはほぼ互角。DT880PROの方が僅かに厚く丸く柔らかい傾向。
DT880PROに比べるとT1の低音はあっさりしすぎて味気ないと感じるかもしれない。
金属音の繊細さ・重鎮さはどちらも良いがT1がより一層洗練された音を鳴らす。
バイオリン・チェロのような弦楽器で厚めの音で存在感があるのはT1。
ピアノでは明瞭さ・ハイテンポな曲調・張りのある質感で選ぶならT1が良いが
柔らかめの響き・温かみのある質感を味わいたいならDT880PROが良い。
シンバルやハイハットはT1の方が鮮明かつ解像度が高く、濁りなく描写する。
ボーカルはどちらも厚みは十分ある。ボーカルの距離感はほぼ同じ。
T1の方がボーカルはやや明瞭。温かみ・柔らかさの度合いはDT880PROの方がやや強い。
どちらかというとDT880PROの方がソースの粗やボーカルのキツさを隠してくれる。
コーラスのしっとりとした心地よさという点ではDT880PRO、透明感ならT1が良い。
打ちこみ音ではクリアな全体像と低・高域の鮮明な質感がT1の方が合う。
T1が全体的に温かみ不足に感じたり、音を浮き彫りすぎると感じる場合や
低域やボーカルに柔らかさや響きがもう少し欲しいという場合にはDT880PROが良い。
逆にDT880PROの低音の柔らかさや響き、温かみのある質感を避けたい場合や
ワンランク上の楽器の鮮明さ・実体感・微細音描写・明確な定位感が欲しいならT1。

HE-5LEとの比較
T1はおよそフラット。HE-5LEはやや低音寄りの弱ドンシャリ。
装着感はT1の方が軽量さ・フィット感・ズレにくさで勝っている。
解像度・分解能・定位の明確さいずれもT1がやや上。
音場の広さはほぼ互角だがHE-5LEの方が音の広がりが豊か。
低音はHE-5LEの方がやや多めの量感があり緩い。
T1の方がタイトで力強い傾向。制動力にしろ歪みの少なさにしろT1が上。
HE-5LEは一部でややボンついたり僅かにブーミーな癖があるがT1にそれは皆無。
ボーカル表現はどちらもかなり良い。実体感・厚みは十分感じられる。
声の前面での主張・明瞭さ・力強さを求めるならT1の方が良い。
ボーカルの温かみ・柔らかさ・心地よさはHE-5LEの方が感じられる。
ピアノに張りがあり芯の通った明るさ・存在感があるのはT1。
ギターの鮮やかさ・実体感はT1がやや上。HE-5LEはT1に比べると大人しく繊細。
ハイエンドの伸びはどちらかというとHE-5LEの方がある印象。
シンバルなどはT1の方が鮮明だがHE-5LEの方が派手に広がり目立つ。
ブラスの表現はどちらも上出来だがT1の方が金属的でやや硬質な傾向。
全体的に見て楽器音の実体感はどちらも素晴らしいものを持っている。
明確な定位・鮮明さ・音の鋭敏さを好むならT1。
包むような豊かな音の広がり・繊細さを好むならHE-5LEが良い。

LCD-2との比較
LCD-2に比べるとT1の方が僅かにドンシャリ。
音場はLCD-2の方が広いが、定位の明確さ・把握しやすさはT1が上。
ローエンドはどちらも量的にしっかり出るし厚みもあるが
T1の方がタイトでボワつかない分、LCD-2に比べると量感はやや控えめに感じる。
低音にタイトさ・切れがあるのはT1。柔らかで響きがあるのはLCD-2。
ボーカルはどちらもかなり良いが生々しさやピーキーさを楽しみたいならT1が良いが
しっとりとした包むようなボーカルや癖の無さを重視するならLCD-2が良い。
金属的な質感表現はT1の方が芯がやや細く張り出すような感じ。
LCD-2は芯が太く、温かみと響きで全体に広がるような感じ。
音のシャープさ、スピード感・制動力の高さはT1の方がある。
アコギやピアノはLCD-2の方が柔らかで繊細な余裕を持たせた描写ができる。
電子音系では何を重視するかで評価が分かれるところ。
音の質感としてはT1がジャンル的にオールラウンダー志向、
LCD-2は音が柔らかすぎる場合もあるが、個々の音の厚みと存在感は魅力的。
DJサウンドではキックの重みや厚みからくる聴き応えはLCD-2が良いが
高域の切れのある描写や制動力の高さからくるノリの良さではT1に分がある印象。
02/13/ (土) 13:08| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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