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トップヘッドホン関係【オーバーヘッド型ヘッドホン】 FOSTEX TH900 レビュー

【オーバーヘッド型ヘッドホン】 FOSTEX TH900 レビュー

FOSTEX/TH900
型式:密閉/ダイナミック
用途:リスニング
ドライバー口径:φ50mm
出力音圧レベル:100dB/mW
インピーダンス:25Ω
再生周波数帯域:5~45,000Hz
質量:390g (実測)
備考:ヘッドホンスタンド付属
購入価格:¥149,000
参考URL:http://www.fostex.jp/products/TH900
fostex_th900_01.jpg

装着感は良好。
耳をすっぽりと覆うイヤパッドで、側圧は弱く柔らかい付け心地。
長時間使用すると耳周りがやや蒸れる。また、下を向くと重さと側圧の弱さでややズレる。
手で持つとそれなりの重さがあるが、装着するとそれほど苦に感じる重さはない。
当機には金属ワイヤー製のヘッドホンスタンドが別途付属しているが
スタンド自体の重量が軽く貧弱な上、バランスが不安定なため実用性に欠ける。

基本性能に関しては優秀で微細音描写力も十分に感じられる。
音場感・定位の明確さは密閉型としては概ね良い。
ややスピーカー志向の鳴りで大編成オケも不満なく聴ける点は好印象。

フラット志向だが細かく言えばやや低音寄りの弱ドンシャリ。
全体的にクリアな音で密閉型特有の圧迫感や篭りはほとんど気にならない。
鈍重な音というよりどちらかというと軽快さと自然さを持った鳴り方。
音全体の見通しが良く、音の繋がりがスムーズで非常に滑らかな音色。
ローエンドは伸びは十分。タイトさは密閉型としては普通程度。極端にボヤけたりしない。
量感のあるベースやドラムでも必要程度の解像度が保たれて聴き取りやすい。
低域は質的に柔らかめ寄りだが力強さにしろ制動にしろ十分なものを持っている。
ボーカル・コーラスの明瞭さ・透明感・艶やかさ・癖の無さいずれも見事。
加えてサ行はほとんど気にならない。特に女性ボーカルの表現力は素晴らしい。
ただ、個人的な好みで言えばボーカルの主張はやや物足りない点が惜しいと感じるし、
確固とした声の厚みやハイトーンも詰まらずに悠々と鳴らせる包容力が欲しかった。
また楽器の温かみや空気感、重厚な音の響きといった表現力にはやや欠ける印象。
高域はハイエンドまで伸びており、明瞭さは不満のないレベル。
ソースによっては高域がやや派手ではあるが、十分に許容できる範囲。
金管楽器の音の広がりは必要程度で響きはややあっさりめ。重鎮さはなかなか良い。
弦楽器の音には硬い芯はなくしなやか。繊細さにしろ鮮やかさにしろ不満の無いレベル。
ピアノは滑らかな音と澄んだ響きが空間を満たしていく様が楽しめる。
音の厚みや押しが強くキレのある音を好む人には聴き応えに欠ける部分もあるかもしれないが
端正美麗な音をゆったりとリスニングするという用途には良い選択肢になるだろう。
「基本性能」と「音の聴き易さ」を高い水準で内包させたバランスの良い機種。

FOSTEX/TH900
POPS
ROCK
 CLASSIC 
 JAZZ 
 VOCAL 
5
4
5
5
5
ELECTRONICA
Easy Listening
DJ
4
5
3
 解像度  分解能  音場表現 
快適性
C/P比
5
5
5
5
---
 5段階評価で「3」が水準、「5」が優。
 ※この表は現在試行運用中です。
ATH-W5000との比較
ATH-W5000はフラット。TH900はやや低音寄りの弱ドンシャリ。
高域の伸び・微細音描写力はTH900が上。音場はTH900の方がやや広い。
ローエンドから低域はTH900の方が量にしろ厚みにしろしっかり感じられる。
低域の制動・タイトさはどちらも十分な質だがあえて言うならATH-W5000の方がやや上。
ボーカルの明瞭さは互角。ATH-W5000の方がボーカルは前面に出る。
ボーカルのハイトーンならATH-W5000、艶っぽさ・癖の無さならばTH900の方が良い。
ピアノの凛とした明るさや打鍵の実体感表現はATH-W5000の方が巧いが
個々の音の響きや空間を満たすような柔らかな広がりを楽しむならばTH900の方が良い。
TH900は音の余韻が魅力と言う面があるが、ATH-W5000は余韻を過剰に描写しない潔さがある。
ギターの繊細さ・滑らかさはTH900が良い。一方でシャープさ・力強さはATH-W5000が良い。
電子音表現は音色がニュートラルなATH-W5000が良い。TH900は音が柔らかく繊細でやや物足りない印象。
個々の音にくっきりとした明瞭で芯のある鳴りを求めるならATH-W5000。
音の滑らかさ・繊細さ・温かみ・余韻の美麗さ・聴き疲れの少なさを求めるならTH900。
中・高域のクリアさを好むならATH-W5000、低域に重心のある鳴りを好むならTH900。

AH-D7000との比較
どちらもやや低音寄りの弱ドンシャリ。
双方、滑らかさと艶っぽさのある鳴りだがTH900の方が若干ニュートラルな傾向。
解像度・分解能・音場の広さ・定位の明確さいずれもTH900がやや上。
低域~ローエンドの量・厚み・伸びはほぼ互角。
低音のタイトさ・制動・歯切れの良さはTH900が良い。
ボーカルはどちらも明瞭で埋もれず聴こえるが極端には前面に出ない。
声の艶っぽさ・厚みはほぼ同じ。サ行の擦れはどちらも気にならないレベル。
コーラスはどちらもしっとりとした柔らかさ・温かみがあって聴きやすい。
ギターの鮮やかさ・繊細さの表現はどちらもほぼ同じ。
得意ジャンルはほぼ同じだがニュートラルさ・微細音描写を求めるならTH900が良い。
使い分けるなら基本的にTH900、TH900の音が硬いとか音の分離が強すぎると感じる場合はAH-D7000。
05/02/ (水) 21:52| ヘッドホン関係 | コメント(-) | トラックバック(-) | 編集
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